浜松市議を書類送検 わいせつ行為の疑い
浜松市議会の議長まで務めたベテラン議員(69)が7月下旬、同市内の飲食店で居合わせた女性の体を触ったとされる問題で、
浜松中央署は9日午前、県迷惑防止条例違反の疑いでこの議員を静岡地検浜松支部に書類送致した。議員は「酒に酔っていて覚えていない」と供述しているという。
調べでは、議員は7月27日午後9時5分ごろ、浜松市内のスナックで、別グループの客として居合わせた面識のない30代の女性公務員に近づき、衣服の上から胸を触った疑い。
当時、天竜川・浜名湖地域合併に伴う市議増員選挙を終えたばかりで、議員らは新メンバーを交えた所属会派の仲間同士で酒を飲んでいたという。
議員は昭和54年に初当選し、現在7期目。
9日午前中は浜松市議会本会議が開かれ、一般質問が終わって議場を出てきたベテラン議員は、囲まれた報道陣に対し、「まだノーコメント」と言い残して会派室に入った。
この問題で、議会としての対応を求める申入書を7日に市議会議長に提出した同議会の女性市議3人は「ベテラン市議の所属する会派の責任もある」と口をそろえた。
ttp://www.shizuokaonline.com/local_social/20051209000000000069.htm