★ソニーBMGのコピー防止機能付きCDにまた別のセキュリティ問題
・ソニーBMGと電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation:EFF)は米国時間6日、
ソニーBMGが発売しているCDの一部でコンピュータセキュリティに関する新たな危険性が
発見されことを共同で発表した。ソニーではすでにこの問題を解決しているという。
新たに発見された脆弱性を含むのは、SunnComm Technologiesが開発したコピー防止
ソフトウェアを含むCDで、攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、同ソフトウェアが動作
するコンピュータを乗っ取ることができてしまう。このプログラムは通常、それを含むCDが
コンピュータに挿入された時点で自動的にインストールされる。
この問題の影響を受けるCDは、11月に470万枚のリコールやソニーBMGに対する訴訟の
原因となったコピー防止用ソフトウェア搭載CDとは別のものだという。
「このセキュリティ上の問題に関するわれわれの通知を受けて、ソニーBMGが迅速かつ
責任を持って対応したことをうれしく思う」とEFFの弁護士Kurt Opsahlは声明のなかで
述べている。「消費者は早急に必要な手段を講じ、自分のコンピュータを保護するべきだ」
(Opsahl)
今回の発表は、著作権侵害対策に関連した一連の重大なセキュリティ問題を受けて、
ソニーBMGの販売するコピー防止機能付きCDを詳細に調査した結果、明らかになった
ものだ。(一部略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000007-cnet-sci