牛海綿状脳症(BSE)の発生で停止し、近く政府が輸入再開を決める米国産牛肉について、仮に店頭に並んでも
70%以上の県民が「買わない」と考えていることが岩手日報社の調査で分かった。畜産県である本県では、依然
として消費者の不安が解消されていないことが浮き彫りになった。
米国産牛肉が店頭に並べられた場合、「価格が安いなら買う」との回答は全体の19・9%にとどまった。一方、
「不安なので買わない」が36・1%、「安心な国産(県産)牛肉しか買わない」が35・4%で、米国産牛肉の購入に
対する慎重な回答は71・5%に上った。
性別による傾向が表れており、「買う」としたのは男性の25・1%に対し、女性は15・3%。年代別では若い世代で
購入に積極的な意見が多く、20代は29・8%、30、40代は24%前後が「買う」と回答した。
逆に、60、70代の購入積極派は約14%。70代の51・8%は「国産(県産)牛肉しか買わない」と答えるなど、
高齢者を中心に地場産へのこだわりが強いようだ。
■中略
【調査の方法】岩手日報社は県内80地点から20歳以上の1200人を無作為に抽出し、10月25日から11月24日
まで郵送によるアンケート方式で県民世論調査を実施した。米国産牛肉輸入問題はその1項目。
848人(男403人、女445人)から有効回答を得た。
引用元:岩手日報 2005/12/07
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m12/d07/NippoNews_9.html 関連スレ:
【世論調査】75%が米国産牛肉食べたくない 牛肉輸入再開で
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1133855896/