★ウクライナ 鳥ウイルス初検出
旧ソビエトのウクライナで死んだニワトリから鳥インフルエンザ
ウイルスが初めて検出され、ウクライナ政府は、感染の拡大を
くい止めようと対策に乗り出しました。旧ソビエトでは、ロシアの
シベリア各地で、この夏、ニワトリなどが「H5N1型」のウイルスに
感染して大量に死んでいるのが見つかり、感染は西へと広がっています。
ウクライナ南部のクリミア半島の2つの地区では、先月から今月にかけて
家畜のニワトリなど1000羽以上が死んでいるのが見つかり、保健当局が
調べたところ、3日、ウクライナ国内では初めて鳥インフルエンザの
「H5型」のウイルスが検出されました。
ウクライナ政府は、このウイルスが人に感染した場合、重い症状を
引き起こす「H5N1型」の疑いもあるとみて詳しく調べるとともに、
感染の拡大をくい止めようと対策に乗り出しました。
旧ソビエトでは、ロシアのシベリア各地で、この夏、ニワトリなどが
「H5N1型」のウイルスに感染して大量に死んでいるのが見つかり、
その後、感染は西へと広がって、ことし10月には首都モスクワ近郊でも
確認されているほか、ウクライナの西隣のルーマニアでも、鳥インフルエンザ
ウイルスが検出されています。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/12/04/k20051204000025.html