【マスコミ】 "受信料、いくらなら払う?" 視聴者アンケートで適価を算出…NHK評価委★3
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名無しさん@6周年:
以前一緒に働いていたディレクターから、職場を変えたいという相談を受けました。某公
共放送局に派遣されている男です。
彼の一番の不満は、今の仕事の内容が自分の求めているものと違うということにあるので
すが、別の職場を紹介してやるにはお金の話しをしないわけにはいきません。で、今いく
らもらってるんだと聞くと、年に400万くらいだと言います。
番組制作会社に入社して10年以上たつ34歳の男が、ボーナスを含めて額面で400万、
手取りにするとたった320万程度です。
NHKの場合、番組制作のかなりの部分を、NHK情報ネットワーク、NHKエンタープ
ライズといった系列企業に委託しています。委託を受けた系列企業は、外部の制作会社か
ら兵隊を集めて業務をこなします。ですから、NHKが彼の働きに毎月70万円払ってい
たとしても、まず系列企業が中間マージンをとり、さらに彼が所属している制作会社が上
前をはねるので、彼の手元には雀の涙しか落ちてこないのです。
そうした孫請け構造に加えて、天下りの存在もあります。彼の所属している制作会社は、
NHKとその系列企業に100人以上を送り込むなかなかの規模を誇る会社なのですが、
それだけの発注を受けるには、その見返りとしてNHKから天下りを受け入れなければな
りません。そして、天下りした役員たちに高額な報酬を支払うために、一兵卒のギャラは
極限まで搾り取られるのです。
そもそも、NHKと派遣会社の間に入るNHKの系列企業からして、NHKを退職した元
職員と、出向という形でNHKから送り込まれる職員で運営されているのですから、こう
した派遣構造自体、巨大な搾取装置といえます。
これは何もNHKだけではなく、民放各局でも同じ状況です。そして恐らく他の業界でも、
大企業というのはそういう風に運営されているのでしょう。しかしそれにしても、天下り
構造によって維持されているテレビ局が、公務員の天下りを得意になって叩くのは、一体
どういう神経をしているのだろうかと、人間の醜さに目がくらみます。