【社会】非配偶者間人工授精で生まれた子どもたち 「父親を知る権利」訴える…国内に1万人以上

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★非配偶者間授精:子どもたちが「父親を知る権利」訴え

 夫以外の第三者から提供された精子を使うAID(非配偶者間人工授精)で生まれた人たちが
26日、東京都内で一般向けの講演会を開き、「自分のルーツの半分を知らないのは不安だ」など
として、提供者(遺伝上の父親)を知る権利の獲得を訴えた。国内で生まれたAID児は1万人を
超すとされるが、現在は匿名を条件に精子の提供がなされており、提供者を知る道は閉ざされて
いる。

 20代の女性は「生まれた人たちの気持ちを調査しないで、AIDに問題がないというのはおかし
い」と訴えた。30代女性は「これからAIDで生まれる人には、自分のルーツを知る権利を認めて
ほしい。提供者が減っても仕方ない」と語った。

 いずれも、今春結成された「DI Offspring Group(非配偶者間人工授精で生まれた子どもの
会)」のメンバーで、今後も当事者の連帯を呼び掛ける。

 厚生労働省の生殖補助医療部会は03年、AIDなどで生まれて来る子どもに「出自を知る権利」
を認める報告書をまとめたが、法制化は進んでいない。【下桐実雅子】

毎日新聞 2005年11月26日 19時55分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051127k0000m040060000c.html

(連絡先については略、元記事でご覧ください)