【政治】日銀が金融の量的緩和政策解除の準備を進めている点について、閣僚ら相次ぎ牽制発言

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1バッファローマンφ ★
★量的緩和解除、閣僚ら相次ぎけ牽制発言

 消費者物価指数がマイナスを脱したことに関し、関係閣僚からは25日の
記者会見で「デフレ基調は依然として続いている」(安倍晋三官房長官)などの
発言が相次いだ。竹中平蔵総務相は、日銀が金融の量的緩和政策解除へ
地ならしを進めている点に触れ「政策目標は政府と中央銀行が相談して決める」と、
強い口調で日銀を牽制した。

 竹中総務相は同日、来年夏から発表する予定だった石油製品などエネルギーを
除いた消費者物価指数の数値を前倒しで公表。10月は前年同月比0.3%の
下落だったと説明し、デフレ基調がなお続いているとの考えを示した。

 他の閣僚も物価の判断について
「単月でゼロになっただけでものごとを判断できない」(与謝野馨経済財政担当相)、
「この程度で一喜一憂することではない」(二階俊博経済産業相)などと指摘。
谷垣禎一財務相は「政府・日銀が一体となってデフレ克服に向け努力する状況は
今も続いている」と述べ、日銀が緩和的な政策を続ける必要があるとの考えを強調した。

日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20051125AT1F2500L25112005.html