【国と地方の税財政改革】厚労省が提案している国庫負担率引き下げに反対　生活保護で竹中総務相

★国庫負担率引き下げ反対　生活保護で総務相

　竹中平蔵総務相は、２２日の閣議後の記者会見で、国・地方財政の三位一体改革で
焦点の残り６０００億円の補助金削減をめぐり、厚生労働省が提案している生活保護費の
国庫負担率引き下げを強行した場合に地方６団体が来年４月から新規分の生活保護事務を
国に返上する方針を決めたことについて「地方の思いの一つの表れだ。それを踏まえ、
できるだけ良い方向にいくようにしたい」と述べ、生活保護費の国庫負担率引き下げに
反対する考えを重ねて強調した。

　総務相は地方が税源移譲を求めている施設整備費については「施設整備費こそ
自由度を発揮できるという思いを地方は切実に持っている。粘り強く交渉していきたい」と述べた。

河北新報　http://www.kahoku.co.jp/news/2005/11/2005112201001474.htm

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