★1900万円支払い和解へ 部活中の死亡で北九州市
サッカー部の練習中に熱中症で死亡した北九州市立向洋中3年の男子生徒
=当時(14)=の両親が、市に約5300万円の損害賠償を求めた訴訟について、
市は21日までに、1900万円を両親に支払い和解する方針を決めた。
28日開会の市議会で承認を得た上で正式に和解する。
市教育委員会によると、和解条項には和解金支払いのほか、市が哀悼の意を
表すことや、再発防止に取り組むことなどが盛り込まれている。
男子生徒は2001年7月28日、顧問教諭の指示で他の部員と学校近くの国道で
ランニングをしていたが、約4・6キロ走ったところで倒れ、翌日死亡した。
1審の福岡地裁小倉支部は両親の請求を棄却。両親が控訴していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051121-00000081-kyodo-soci