【京都】「平和の尊さ伝えたい」反核の音色 舞鶴に響け 被爆ピアノでコンサート

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1シガテラな本屋さんφ ★:2005/11/19(土) 13:31:31 ID:???0
・被爆ピアノで演奏を披露する小学生(舞鶴市北吸・市政記念館ホール)

 60年前、広島への原爆投下で被爆したピアノを使った「被爆ピアノ
コンサートin舞鶴」が18日夜、舞鶴市北吸の市政記念館ホールで開かれ、
市民ら約250人がピアノの美しいメロディーに耳を傾けながら、平和と命の
大切さなどに思いを深めた。

 このピアノは、爆心地から約1・9キロ南の広島市千田町で被爆した1932年製
の国産アップライト型。

 舞鶴市の川端安子さん(45)らピアノ愛好家が「平和の尊さを伝えたい」
と、持ち主の調律師矢川光則さん(53)=広島市=に貸し出しを頼み、
演奏会を企画した。

 コンサートでは小学2年から大人まで愛好家11人が「トロイメライ」
「オーバー・ザ・レインボー」など得意の曲を演奏。女性合唱団が3曲を
披露したほか、矢川さんもステージに上がり、「爆心地から2キロ以内は
焼け野原になったが、このピアノは奇跡的に生き残った。演奏を通して
何かを感じてもらえたら」とスピーチ。

 最後に全員が平和への願いを込めて「見上げてごらん夜の星を」を
合唱した。

(京都新聞) - 11月19日9時32分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051119-00000003-kyt-l26