▼浅井学園の補助金不正疑惑、補強面積は「4分の1」
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20051113i204.htm 札幌市の学校法人「浅井学園」(浅井幹夫理事長)で12日、浮上した私学補助金を
巡る不正疑惑。読売新聞は、問題の工事に関する資料を入手した。
文部科学省への報告よりはるかに金額が少ない校舎補修工事の伝票。補助金申請以降、
急増した理事長宅改修工事代金の請求書……。学園側は「工事は適正」と主張する。
だが、工事関係者は、伝票から読み取れる食い違いの理由を打ち明けた。
◆CFシート◆
学園から文科省へ提出された浅井学園大学・短大校舎補修工事の事業計画書(2001年度)の
添付書類に、「壁補強工事」と表現された建材がある。通称「CFシート」。正式名称は炭素繊維
(カーボン・ファイバー)シートという。
建物の四方の壁をくるむように張り付けて、上から塗装を施し、外壁が崩れないよう補強するものだ。
事業計画書では、CFシート関連費用は、工事総額約1億3300万円のうち約9000万円を
占めていた。使用量を合計すると、2681平方メートルになる。
学園は01年4月に文科省に補助金を申請し、同工事を札幌市内の建設会社(廃業)に発注。
同社は塗装業者へ下請けに出した。
「2681平方メートルだって? とんでもない。元請けの指示で、シートはこれしか注文していない」。
塗装業者の示した見積伝票を合計すると、705平方メートルにしかならなかった。
「CFシートをまいたのは、こことここ」
業者は図面に、実際に施工した部分を書き込んだ。1号棟から4号棟のうち、施工したのはいずれも
壁面の一部だけだった。
作業員を出した別の業者は、「なぜ建物の1面だけにしかシートを張らないのか疑問だった。
実験なのかとさえ考えた」と語る。不正を感じた作業員は「ばれたら大変なことになると思った」と明かした。
下請けの塗装業者の受注額は2730万円。文科省には総事業費約1億4000万円と報告されていた
と知ると、業者は仰天した。(以下略)
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