【社会】「著作者の生活が成り立たなくなる」 図書館の貸し出しに補償金求める 文芸家協会などが声明

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1ままかりφ ★
日本文芸家協会、日本ペンクラブ、日本推理作家協会、日本児童文学者協会、
日本児童文芸家協会の5団体は8日、図書館で無料貸し出しされている本の著者への
補償金を求める「図書館の今後についての共同声明」を出した。

共同声明は(1)図書館予算の増大(2)専門知識をもつ図書館司書の増員
(3)国家または公的機関による著作者等への補償制度の確立−−の3項目から成る。
同日付で文化庁や図書館関係団体などに声明文を送った。

協会によると、イギリスやドイツなど10カ国以上が「公共貸出権」を認め、
著作者に補償をしており、イギリスの場合は年間15億円。協会は「図書館の普及に
よって、国民の多くが本を買わずに図書館を利用することになれば、著作者の生活が
成り立たなくなり文芸文化は衰退する」としている。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20051109k0000m040092000c.html