【皇室】三笠宮寛仁親王殿下のエッセーに小泉首相「憲法違反ではない」「個人が発言」

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65皇室典範会議の内幕 文藝春秋(2005月3月号)
> 有識者会議のメンバーのなかでは、そうした皇后のご意向を
>最もよく知るのが緒方貞子氏だと宮内記者は言う。
>「皇后と親しいことは有名ですし、今でもよく電話で話をする
>そうです。改めてご意向をうかがわなくても、すでに肌身で
>理解しているのではないか。それに外務事務次官から宮内庁
>式部官長に就任した川島裕氏とも親戚で、霞ヶ関の意向もよく
>わかってる。調整役としてはぴったりでしょう」

>皇室典範改正について、複数の関係者の証言を総合してみよう。
>01年十二月に愛子さまが誕生した頃、古川氏は小泉首相から
>女性天皇を容認する法案をまとめるように告げられた。
>折しも後輩の羽毛田信吾元厚生事務次官が宮内庁次長であり、
>古川氏自身もやりがいを感じて承諾。内閣府内の少人数で
>ひそかに検討し、03年春に皇室典範改正案としてまとめると、
>その年の9月に退官した。

>有識者会議の裏方は、古川氏から引き継いだ現在の官房が仕切り、
>会議そのものを古川氏が仕切る。有識者たちの自由な議論といい
>つつ、官邸の脚本演出による結末の見えたドラマではないか。
> すでにシナリオが用意されているならば、さほど大議論にも
>ならずに女性天皇が認められるだろう。今まで見てきたとおり、
>女性天皇に慎重な論陣を張る人物はメンバーのなかにいそうもない。