【国際】米海軍、空母キティホーク退役→横須賀に原子力空母 08年に初配備…中東・中国も視野★2

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1ままかりφ ★:2005/10/29(土) 04:48:48 ID:???0
日米両政府は二十七日(日本時間二十八日)、神奈川県横須賀市を事実上の母港とする
通常動力型空母キティホークを二〇〇八年に退役させ、後継としてニミッツ級原子力空母を
配備することで合意した。原子力空母の日本配備は初めて。米政府内には日本の反核感情に
配慮し、通常動力型を継続する案もあったが、中東などでの展開に加え、中国の軍事力強化などに
対処するためにも、原子力空母の配備が必要と判断した。

米海軍は声明で、「西太平洋の安全保障をめぐる情勢により、最も能力を有する艦船を
前方展開させる必要が増している」と説明した。米海軍はニミッツ級空母を九隻保有しているが、
どの艦船を配備するかは明らかにしていない。キティホークの後継をめぐっては、早期退役が
見込まれていた通常動力型空母ジョン・F・ケネディ(JFK)の配備も検討された。
しかし、米海軍はすでに通常動力型空母を建造しておらず、すべての空母が原子力型になるのは
「時間の問題」と日本側にも説明してきた。

今回のタイミングで、原子力空母の横須賀配備を決定した背景には、米軍の世界的な軍の
変革・再編(トランスフォーメーション)の一環として、横須賀の重要性が増していることがある。
米海軍は紛争への早期対処のため「艦隊即応計画(FRP)」を進めている。一カ月以内に空母や
巡洋艦などで構成する「空母戦闘群」五−六個を紛争地に派遣し、三カ月以内に一−二個を
追加できるようにするものだ。

米政府は同計画を進めるなかで、中東地域などでの前方展開を維持するためにも、日本に空母の
母港を置くことは不可欠としている。このため、在日米軍の再編協議でも、横須賀の恒久的な利用を
「重要課題」(アーミテージ前国務副長官)と位置づけてきた。一方、米海軍は声明で、
一九六四年以来、原子力艦船が千二百回以上日本に寄港し、日本の港を安全に使用することを
確約していると、地元に理解を求めた。これに対し、訪米中の松沢成文・神奈川県知事は
「地元の意向が無視され、極めて遺憾だ」と語った。

■米駐日大使「地域の平和に貢献」(以下略)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051029-00000008-san-int

※前スレ:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1130459295/