【靖国参拝】「日本は近隣諸国と対話を」「参拝で妨害の口実を与えるな」英紙社説★2

このエントリーをはてなブックマークに追加
9原文翻訳    1/2
あまりにも、共同の信頼性が無いので全訳しました。

選挙での大勝から一ヶ月、小泉首相は国連の安保理での
常任理事国の座を確保できない政府の無能に憤るのももっともだ。

小泉首相は、国連への拠出金削減に関して国内からの要求があることを
注目させた。ただし、国連改革との関係は直接的な否定したが、、、
町村外相は、FT紙に「2007-2009年の支払い交渉に関して、
事前策を講じただけ」と述べた。
額面から見ると、日本の主張を退けるのは難しい。
日本の拠出額は英仏中露の安保理4カ国が支払う額の合計より大きい
国連予算の19.5%であり、不公平といえる。

しかしながら、安保理の椅子又は拠出金削減のための良い論拠は、
良い外交政策のための論拠ではない。 その良い外交政策こそ、小泉首相が
唱える日本を「普通の国」にするために必要なものではないだろうか。

小泉首相は、先週 一般の戦没兵士だけでなく、戦争犯罪者も祭られている
靖国神社を訪ねた。それは、戦後60周年記念式典での外交上の得点を
台無しになった。たとえ、日本の侵略による犠牲者に 形式的な謝罪をしたとしても
10名無しさん@6周年:2005/10/24(月) 17:29:19 ID:01tK1TUf0
http://news.ft.com/cms/s/08398134-442a-11da-b752-00000e2511c8.html

↑FT誌のEditorialで「普通の国」のくだりが登場する箇所は1カ所。
3段落目の最後の a "normal" nation というところ↓

However, a good case for a seat on the Security Council or for lower UN fees is no substitute for
good foreign policy - and that is what Mr Koizumi needs if he is to achieve his aim of making
Japan a "normal" nation.

読めば分かるが、「日本は”普通の国”になるため常任理事国の席を求めたり国連の分担金の支払い
額を下げようとしているがそれは良い外交政策ではない」と批判しているだけであって共同の記事にあ
る「近隣諸国との対話」なんて言葉は一言も表れていない。

さて3段落目まで常任理事国や分担金減額の話題が続いていたわけだがその下の
4段落目から話題がガラッと変わって靖国問題が登場する(前後のつながりは無い)。

Such gestures will not secure Japan a Security Council seat or cut its UN dues but
they are the kind of small, conciliatory steps that could undermine the ritualistic
posturing on all sides over Yasukuni and so promote lasting peace in north-east Asia.

最後の段落の冒頭"Such gestures"はその前の段落の”私的参拝への変化”をさしていると思われるが
それをふまえて、「小泉首相が私的参拝に変えたからといって日本の常任理事国入りや分担金のカット
まで保障してはくれないだろうが、靖国につきものの儀式ばった態度を打ち壊すための小さな懐柔的ス
テップとなり、北東アジアの恒久平和を促進するだろう。」

> 戦後60年の終戦記念日に小泉首相が出した「痛切な反省と心からのおわび」の
> 談話の外交的成果も台無しになったと指摘した。

 こ ん な こ と は 一 言 も 書 い て な い 。

結論:もはや筆舌に尽くしがたいがこれだけはいわせてくれ。フィナンシャルタイムズは悪くない!