★国連分担金の削減要求 日本、常任理入り絡め
・小沢俊朗・国連三席大使は17日、国連総会第5委員会(行政・予算)で演説し「安全保障
理事会常任理事国を拒否された」日本が今後も米国に次ぐ第2の国連分担金を支払い
続けるのは不当との主張を展開。来年から始まる2007―09年の国連分担金比率を
決める交渉では「加盟国の地位と責任」を適切に考慮した分担率を追求するよう要求した。
町村信孝外相は9月の国連総会演説で、常任理事国入りが実現しない場合は分担金
削減を求める可能性を示唆しているが、小沢大使は常任理事国入りと分担金問題を結び
付け、より踏み込んだ形で加盟国に日本の主張を突き付けた。
この日の演説は、次期分担率交渉の「前哨戦」。小沢大使は町村外相の演説を引用
しながら、現在の日本の国連への財政貢献に対する「国民の欲求不満と不平」があると
強調し「より公平かつ公正」な分担率を要求。
日本の分担金は「(米国を除く)常任理事国4カ国の分担金総額をはるかに上回っている」
と指摘した上で「常任理事国入りを拒否された1加盟国が今後もこうした現状に甘んじる
というのは許されるのだろうか」と問い掛けた。
加盟国の分担率は国民総生産(GNP)に基づき、国連総会が3年ごとに決定。05年の
通常予算分担率は米国22%、日本約19.5%、中国約2.1%、ロシア1.1%などで、
日本の同予算分担額は約395億円に上る。
http://www.sankei.co.jp/news/051018/kok008.htm ※関連スレ
・【政治】"クチ出せぬなら、カネ出さぬ" 日本、国連分担金軽減&中国・ロシアの負担増額要求へ
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1127758399/