>>790 続き
このころより開発のメインがNEC-PC98シリーズからDOS/Vに変わり98シリーズのヴァージョン
アップはDOS/V版のおまけみたいになってしまいました。98シリーズの未来を予言するような事態でした。
この後のバージョンUPはゆっくりとしたペースで進みVer3.00でネットワークドライブに対応し、
バグフィックスを経て1995年9月24日に公開されたVer3.12で開発はストップしています。
足掛け6年半にわたって開発が続いていたことになります。
DOS時代パソコンで使うファイル管理TOOLはFD以後もたくさんのフリーソフトが作られましたが、
FDが一番よく使われていたと思います(NIFTYのダウンロード数等より)。
FDを開発するときに動作速度と操作性が最も重視されましたが、これが多くのユーザーに受け入れられる
理由となったのだと思います。
Windowsの時代となりFDを使うこともなくなりましたが「WINFD」がFDの血脈をついでこれからも
FDというものがあったという記憶を残してくれることでしょう。
終わり
記憶で書いているので誤っているところもあると思いますが、こんなところです。
誤りに気づいた方は教えてください。私もしりたいですし。
そうそう、開発はOPTアセンブラーを愛用していました。
出射氏は映画も大好きで SW EP3を見ることができなかったことが心残りだと思います。