日本では混同されることが多いピラフとチャーハン。調べると、“世界三大料理”と称される中華、
フランス、トルコの料理がルーツに関わっている。チャーハンは、ご飯を細かく切った具とともに油
でいためた中華料理。ピラフは、中東や東地中海地方に始まる米飯料理とされ、米をバターで炒
めてから炊きあげる。その名は、トルコ語の「ピラウ」が、ヨーロッパに広まり、フランス語の「ピラ
フ」になったとされる。
「愛・地球博」にも出店していた「トルコレストラン ソフラ」の支配人、島崎省吾さんは「ピラウの語
源はおそらくトルコ語でお米を意味する『ピリンチ』。トルコではピラフは煮込みや肉料理の付け合
わせです」と説明する。日本のピラフの作り方と違い、白ご飯が炊き上がったところに炒めた具を
入れる。「イスタンブールは東洋と西洋が交差する食の都。500年続いたオスマン帝国で宮廷料
理が発達し、トルコが起源となった料理は多いんです」
一方、チャーハンは日本でも家庭料理として浸透している。台湾料理店「龍潭(りゅうたん)」を経
営する料理研究家、程一彦さんは「チャーハンは中国人の国民性や知恵を凝縮した代表的料理。
残り物を具に使えるから合理的で無駄がなく、作り方のルールを守れば材料次第で何百種類も
できる。栄養のバランスもよく体にいい」と話す。
ピラフもチャーハンも、冷凍食品としておなじみだ。1970年代からどちらも製造・販売している「味
の素冷凍食品」(東京)によると、米飯は主力商品だという。「エビピラフ」「具だくさん五目炒飯」
などそれぞれ3種類を出しているが、売れ行きはピラフが40%、チャーハンが60%。
「味の素」広報の森三津子さんは分析する。「家庭で食べる回数を調べた出現頻度調査ではチャー
ハンが年23回、ピラフが年4回なので、冷凍のピラフはよく食べられていると言えます。プロの味
を、手軽に家で味わえるのが売れている理由では」
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http://osaka.yomiuri.co.jp/ajinakansai/aj50929a.htm (^(^ ^)^) 。 。・゚・⌒)
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(;`・ω・)彡。・゚。・⌒) ニフ )) ピラフ? それとも チャーハン?
/ o━ヽニニフ )) ゚・
しー-J