【憲法と安保】現実的議論の環境が整ってきた（読売新聞・社説）

　「国の形」を定める憲法や、最も重要な基本政策である安全保障を、与野党が
大きな枠組みで推進する環境が整ってきたのではないか。
　第３次小泉内閣が圧倒的な与党勢力を基盤に発足した。
　一方で、新執行部体制をスタートさせた民主党の前原代表は、憲法改正も
安保政策も政府・与党との対立軸にはしないという考えを示した。
この問題で、野党第１党の党首が政府・与党との基本認識の共有を明言した
のは初めてだ。
　民主党が政権を取っても、安保政策は変わらない。政権を託しても安心、という
信頼感を有権者に与える。政権交代への道筋を付けることにもつながる。
欧米の主要国では、政権を争う政党間で基本的な安全保障観は共通している。
　自民党は、立党５０年の１１月までに新憲法草案を発表する。焦点の９条は、
第１項の「平和主義」は変えない。２項を改め、「自衛軍の保持」を盛り込む。
「集団的自衛権」の行使の要件などは、安全保障基本法で定める。
　前原氏の持論も、第１項は変えず、第２項を削除して「自衛権」を明記する、という
ものだ。自衛隊を「軍」として認め、集団的自衛権の行使も容認する。９条とは別に、
「国際平和協力活動」への自衛隊の積極的な参加も盛り込むべきだ、としている。
　改正発議には衆参両院の３分の２以上の賛成が必要なことを念頭に「憲法改正
を主張する党としっかり議論する」とも述べた。前原氏の持論が民主党の意見と
なれば、自民党との議論はかみ合う。
　北朝鮮の核問題や中国の軍事的な台頭など、日本を取り巻く安全保障環境
は極めて不透明だ。岡田前代表と比べ、前原氏は日米同盟をより重視している。
（中略）
　前原氏はまず、党内調整を急がなければならない。旧社会党出身の議員を中心に、
９条改正に反発する勢力がある。意見集約には相当な困難が伴うだろうが、前原氏
には、強い指導力を発揮してもらいたい。
　小泉首相も、民主党との協議を含め、「新憲法草案」後の憲法改正実現へ向けた
具体的な手順を示すべきだ。
　そうしてこそ、５５年体制下では不可能だった、２大政党による建設的で実りある
憲法と安保政策の議論ができる。

ソース（読売新聞・9/22社説）
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050921ig90.htm

２

よく言った

この期を逃したら、次はいつになるのやら。
頼むぜ先生方！！

> 　前原氏はまず、党内調整を急がなければならない。旧社会党出身の議員を中心に、
> ９条改正に反発する勢力がある。意見集約には相当な困難が伴うだろうが、前原氏
> には、強い指導力を発揮してもらいたい。


これに尽きるな。
自民が11月に試案出しても今のままの民主じゃ絶対
「こっちも今試案を用意してる」とか言って議論に乗ってこない。
まずは中間提言とやらの見直しからさっさと始めて欲しい。

民主党も　かわらなきゃ

第１項も削除しる！

いま何を考えるか　戦後６０年の夏

後藤田正晴、死を目前にして語ったビデオ集
http://www.janjan.jp/special/interview/gotoda.php

民主党次第なのが悲しいねぇ

読売も「小泉が」300取ったことにゃ不満タラタラのくせに
ゲンキンなこったｗ

憲法改正して、国を守る自衛隊の活動をより流動的に自由にする、てのは
とてもいいことだとおもうんだけど、

イラク戦争賛成の論議の時に出てきてた
「日米同盟が大事だから、本質はおいといてアメリカに賛成するの？」
という問題は解決していない。

アメリカと仲良くしなきゃ守ってもらえないから、アメリカの思うがままに
自衛隊を動かさなきゃいけないってんなら、それは
中国様が大事だから靖国には行くな、てのとなんの変わりもない。

憲法改正と日米安保条約改正はセットで議論されるべきじゃねの？

防衛軍じゃまずいの？
国防軍の方がいいな。

皇立国防軍がいい

てかさ、憲法を変えるのは大賛成だが、
99条に違反しないか？
ｴﾛｲ人教えて

読売は安全保障に関してはまともな論調なんですね
さっさと売国議員を炙り出してほしいものです