>>175,
>>178 死刑制度というのは、歴史的に、政治犯とか徴兵で集めた兵隊が
言うことを聞かない場合などで発現する権力行使の道具としての
役割も無視できないと思う。
第2次大戦の旧日本軍は1941年から1944年まで年平均4,500人の
主として兵士を軍法によって処刑した。
http://ww1.m78.com/trench/executions.html 上の例は極端かもしれないが、
塹壕で居眠りしただけで処刑されたのではたまったものではない。
一般犯罪における、「被害者 vs. 加害者」という図式も、もちろん重要
だけれど、それだけを取り上げるのではなく、これまで制度が果たして
きた役割や弊害など、トータルで考えていく必要があると思う。
人類が経験して獲得してきた知恵として、
およそ国家権力などと云うものは常に監視し抑制するに越したことはない。
(朝生板からのコピペ)