低所得の若者、少子化に拍車・国民生活白書
竹中平蔵経済財政担当相は12日の閣議に、2005年版の国民生活白書を提出した。
出生率が低下している要因を分析し、結婚しても子供を多く持てない夫婦が増えたと指摘。
背景にパートやアルバイトで生活する低所得の若年者の増加があるとみている。
雇用環境を是正し、子育てしやすい社会の実現が課題になると訴えた。
竹中経財相は白書の冒頭で「若年世代の自立を促し、少子化の流れを変えることが重要」と強調した。
04年の出生率は1.29と1980年より0.46低下している。こうした問題意識に基づき、子育て世代(20―49歳)の現状を分析した。
所得でみると、年収400万円未満の世帯が子供を持てない傾向が強いことを明らかにした。
400万円未満で子供がいない家庭は全体の2割を超え、それ以上の所得階層が1割前後にとどまっているのに比べ倍近いと指摘した。
若い世代に低所得層が増えていると分析。
年収が正社員の同世代に比べ約3割の120万円と少ないパートやアルバイトに就いた04年の大卒者の割合は全体の24%に達し、5年前より10ポイントほど上昇したと試算している。 (11:08)
ソース
NIKKEI:
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050812AT1F1101S12082005.html 前スレ:
【社会】低所得の若者、少子化に拍車・国民生活白書
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1123815292/