【小泉首相】「最後まで頑張らなきゃいけない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
4名無しさん@6周年
「コイズム」・小泉純一郎(著)より抜粋↓ >>1-4
(小泉純一郎本人が1995年から1997年まで「ヤングマガジン・エグゼクタ」に連載した記事をまとめたもの)

今、この国の借金がどれだけあるか、知っているかな。恐ろしいくらい膨大な
金額にふくらんでしまっている。例えて言えば、カード地獄にはまって、月々の
返済をするために新しいカードをどんどん作っているような状態。巷には先のこ
とを考えずにカードでやたらに浪費している人がいる。今の日本はそれと同じだ。
国債の利子を払うために、新たにまた国債を発行しようとしている。借金を借
金で返す地獄のパターン。しかも、払っているのは利子だけだから、元本は全然
減らないわけ。
こんなことを続けていたら、はっきり言ってキミたちの将来は絶望的だよ。キ
ミたちが僕たちくらいの年になったとき、年金も何ももらえなくなってしまうだ
ろう。どうするか。財政破綻を避けるためには増税するか、コストダウンしかな
いんだな。こんなご時世に増税なんかできっこないから、コスト削減を強力に推
し進めていかなきゃならない。その最善の方法が、行政改革の断行というわけな
んです。
なぜ、郵政三事業の民営化なのか
僕が郵政三事業(郵便、郵便貯金、簡易保険)の民営化にこだわっているのは、
これがストレートに行政改革に結びつき、しかも、国民にはかり知れないメリットやサービスをもたらすと信じているからなんだ。