【教科書問題】石坂啓さん「もはや戦時」 日本の危険な針路に危機感訴え

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★漫画家・石坂啓さん「もはや戦時」 危機感訴え−−佐賀 /佐賀

 漫画家で「週刊金曜日」編集委員の石坂啓さん(49)の講演「学校に行かなければ
死ななかった子どもたち」が31日、佐賀市天神のアバンセであり70人が聴き入った。
「子どもたちによりよい教科書を!市民の会」主催。

 中3の息子がいる石坂さんは、彼が20歳になるまでに憲法が「改正」されているだろうと
“予言”したうえで日本の危険な針路に言及。「有事法制など、ここ10年で戦争のできる
体制が急速に整備された。反戦の声を上げるだけで逮捕される今は、もはや『戦時』と
考えていい」との認識を示した。

 さらに、従軍慰安婦や南京大虐殺を過小評価したり、なかったものにしようとする
勢力の動きを「うそでも100回言えば、そんなものかなと世間では通用してしまう」と
教育の恐ろしさを説き、大人たちが作った枠組みに感受性豊かな子どもたちを
押し込めることで生じるゆがみが、学校を息苦しいものにしているのではないかと案じた。

毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050802-00000307-mailo-l41