★OECD「日本人の71%は投資に無知」・金融教育で報告
日本の成人の71%は株式・債券投資の知識がない――。
経済協力開発機構(OECD)は11日「金融に関する市民教育」に関する報告で
こんな調査結果を明らかにした。
「57%は金融商品一般の知識がなく、29%は保険、年金、税金に対して無知だ」
と警告している。
OECDは加入者が運用方法を選ぶ確定拠出年金や元本割れのリスクがある
金融商品などの普及を踏まえ「個人がリスクや責任を負うようになればなるほど、
金融に関する無知は経済・社会に深刻な問題を引き起こしかねない」と金融に関する
教育の必要性を強調。
特に貯蓄、ローン、保険、年金の基礎に関して「できれば学校で教えるべきだ」
と提言している。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20050712D2M1102G12.html