八日午前八時十分ごろ、川崎市麻生区上麻生三丁目の不動産管理業の男性宅で草刈り
をしていた同市多摩区長沢の男性作業員(62)がスズメバチに刺された。同僚らが車
で麻生区内の病院に搬送したが、男性は間もなく死亡した。
麻生署の調べでは、男性は多摩区内の人材派遣会社から面積約一・五ヘクタールの庭
の草刈りのために派遣された五人のうちの一人で同日午前八時ごろ、ほかの作業員と
一緒に作業を開始。生け垣に巻き付いたツルを手作業で取り除いていたところ、
スズメバチが十匹ほど生け垣から突然飛び出し、この男性だけが集中的に額四カ所と
鼻一カ所の計五カ所を刺され、そのまま現場に倒れたという。
男性は十分後の八時二十分に麻生区内の病院に運び込まれたが、既に心肺停止状態
だったという。死因は抗原抗体反応と呼ばれるアレルギー反応のひとつ
「アナフィラキー・ショック」とみられる。
生け垣の中から直径約十センチで球形のスズメバチの巣が見つかっており、男性が
巣に気付かずに刺激したため、スズメバチが攻撃したらしい。
ソースは
http://www.kanalog.jp/news/jiken/entry_9106.html