★HIV差別解消へ 同世代向け若者ら発信 エイズ国際会議
・神戸市内で開催中のアジア・太平洋地域エイズ国際会議で、エイズウイルス(HIV)の
感染予防や患者への差別解消に向け、若者同士の教育や相談「ピア(仲間)活動」が
注目を集めている。全国の高校生や大学生らの八団体は、避妊具の必要性などを
寸劇やゲーム形式で訴え、「楽しい上に分かりやすい」と国内外の幅広い年代層に
好評だった。
神戸商工会議所会館で三日開かれたイベント「カフェいこや」には、約百四十人が参加した。
大阪府立松原高校のボランティアグループ「るるくめいと」は、HIVの感染経路をクイズ
形式で紹介した。続く寸劇では、コンドームを持っていないのにセックスを勧める悪魔と
止める天使との間で揺れるカップルの心情を熱演。「大切なのは相手の心や体を守る
こと」と訴え、模型を使ってコンドームの使用方法も説明した。
「るるくめいと」は一九九九年に結成され、地元の中学や高校のほか、全国の教師、医師の
研修会にも招かれて出演。三年の松沢沙代さん(17)は「活動を始めてから、両親とも性の
話ができるようになった」と話す。
東京の大学生のグループは、以前の交際相手、さらにその前の交際相手…とさかのぼり、
一人でも感染者がいると、感染の可能性がねずみ算式に増える仕組みを参加型のゲームで
実演した。HIVの検査を受けるよう勧めるポスターを、駅や公共施設のトイレに張らせてもらう
活動「トイレジャック」を紹介する別のグループも。
国内では昨年、新たな感染者、患者の年間合計が初めて千人を突破、兵庫県内でも
二十五人と過去最多となった。性行動の低年齢化が進み、エイズの正しい知識の普及が
急務となっている。
イベントを企画した関西学院大大学院生の佐伯麻衣子さん(22)は「各グループの実演は
楽しませることで、幅広い年代を引き付けられた。さらに活動の輪を広げたい」としている。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00017503sg300507041400.shtml ※関連スレ
・【調査】日本のエイズ感染者、12000人…急速に全国に蔓延、5年後は5万人になる恐れも★3
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1120439247/