【香川】深刻！２９日から夜間断水実施へ

深刻な水不足にあえぐ香川県内では、プールの使用中止や大口需要者への節水要請
など、渇水対策の強化を打ち出す市町が拡大している。香川町は二十七日香川用水
の三次取水制限を受けて、二十九日から夜間断水に踏み切ることを決めた。時間給
水に陥る市町は、香川用水への依存度が大きい市町を中心にさらに増える見通しで、
県民生活への渇水の直撃に緊張感が高まっている。【↓参照記事】
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200506/20050628000095.htm

香川町は二十七日開いた渇水対策本部会議で夜間断水の実施を決めた。断水時間は
午後九時から午前六時までの九時間。日中の時間帯も減圧給水を継続して行う。
町は「節水意識の向上で水道の使用量は減っているが、香川用水の一層の取水カット
を受けて、やむを得ず決断した」とコメント。二十八日から一日二回、セスナで上空
から断水の周知と節水の徹底を呼び掛ける。高松市はマンションや商業施設などが
設置する大型受水槽への流入量を二十八日から５０％カットする措置を講じる。
対象は、受水槽の容量が十立方メートル以上の約八百施設。水道局職員らが各施設を
巡回して調整弁を絞り、流入量を半分まで削減。施設内の蛇口の一部閉鎖など節水の
強化も要請していく。坂出市は番の州プールの開園を七月九日の予定から当面見合わせ、
観音寺市は小中高校のプールの使用禁止を決めた。ガソリンスタンドなど大口需要者へ
の協力要請は、丸亀市など多くの市町が取り組んでいる。県によると、仁尾町と牟礼町
が二十七日に減圧給水を開始し、減圧措置は計二市八町に増加。各市町は現在、給水時
の水圧を下げることで、給水量の１０―５％程度の削減を図っている。
また、県農協と中国四国農政局は同日、農畜産物の被害防止を図るため渇水対策本部を設けた。

依頼です。ソースは
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200506/20050628000116.htm
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http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200506/20050628000117.htm