★与謝野氏回答受け入れず 人権法で自民反対派
・政府の人権擁護法案に反対する自民党議員による「真の人権擁護を考える懇談会」は
8日午前、国会内で会合を開き、懇談会がまとめた修正案に対する与謝野馨政調
会長の回答について「(法案の)根幹的な問題点を解決しておらず、受け入れ
られない」との見解をまとめ、政府案の国会提出に反対する方針をあらためて
示した。
同懇談会の平沼赳夫会長が近く与謝野氏に伝えるが、党執行部と反対派の協議は
暗礁に乗り上げた形。自民党内の同法案推進派や公明党は今国会提出を確認して
おり、今後は自民党執行部が提出に向けた党内手続きに入るかどうかが焦点だ。
見解は、与謝野氏の回答について、懇談会が強く求めた(1)人権侵害の定義の
明確化(2)人権救済機関として設置される人権委員会の権限の縮小−−がいずれも
認められていないとして「枝葉末節の修正」と指摘した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050608&j=0023&k=200506089279