★外国人の出入国・在留情報、個人別に一元管理へ 法務省
・法務省は、外国人の出入国・在留情報が複数のデータベースに分散している現行の
システムを改め、出入国の履歴や在留資格、指紋、顔写真、署名などの情報を
個人ごとに一元管理する見直し案をまとめた。不法滞在の取り締まり強化や国際
テロ対策が目的。政府は外国人渡航者からの指紋採取と顔写真撮影を義務づける
入管法改正を検討しており、こうした生体情報を含むデータの一元化で要注意人物を
上陸時に速やかに割り出せるとしている。
法務省は情報の一元管理について「大多数の問題のない渡航者には利点が大きい」
としている。6月中にも方針をまとめる。
現行のシステムには、外国人出入国情報システム▽指紋照合システム▽外国人
出入国記録即日取得システム――などがある。
http://www.asahi.com/life/update/0607/004.html?t