★二階自民総務局長、人権擁護法案の今国会成立を強調
自民党の二階俊博総務局長は5日、和歌山市で開かれた部落解放同盟和歌山県
連合会の会合であいさつし、党内で調整が難航している政府の人権擁護法案について
「4月の衆院統一補選の直前、(同党の)武部勤幹事長は部落解放同盟に、今国会で
法律を通すと固く約束した。公党として、全力で約束を守る努力をしたい」と述べ、
今国会に提出し成立を図る決意を強調した。
二階氏は、党内の反対派の意見について「もっともな意見もある」として、
人権擁護委員の国籍制限には前向きに対応する考えを示唆したものの、
「思い過ごしや理解のなさがたくさんある」とも指摘。その上で「
もう一度、党内のいろんな方に(成立への協力を)呼び掛けたい」と述べた。
二階氏は自民党の古賀誠元幹事長が座長を務める与党人権問題等懇話会のメンバー。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050606STXKA008705062005.html