★検察、正式に上告断念 薬害エイズ 松村元課長、帝京大ルート無罪に
薬害エイズ事件で、患者二人を死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた
元厚生省生物製剤課長、松村明仁被告(63)に対し、一部無罪とした二審・
東京高裁の判決について、東京高検は上告期限である八日、上告を正式に断念した
と発表した。松村被告の弁護側はすでに上告しているが、検察側の上告断念で、
昭和六十年に非加熱血液製剤を投与された血友病患者がエイズウイルス(HIV)
感染で死亡した事件(帝京大ルート)については無罪が確定する。
東京高裁は先月二十五日の判決で、昭和六十一年に大阪府の病院で旧ミドリ十字の
非加熱血液製剤を投与された肝障害患者が死亡した事件(ミドリ十字ルート)で
有罪、帝京大ルートは無罪とし、松村被告を禁固一年、執行猶予二年とした一審
判決を支持。検察、弁護側双方の控訴を棄却していた。
これに対して、東京高検は「検察官の主張を認めず、一審の無罪を維持した点は
遺憾で、最高検と上告の検討をしたが、刑事訴訟法上の上告理由が見当たらなかった」
などとして、上告を断念した。
産経新聞
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【裁判】薬害エイズ事件で検察側が上告断念へ 血友病患者死亡追及できず
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