★東海道新幹線の高架からコンクリ片落下
JR東海は23日、東海道新幹線の品川―新横浜駅間の東京都品川区西品川の
高架橋から、並行するJR横須賀線の線路内に落下したコンクリート片を
見つけたと発表した。
今回の高架橋から約300メートル離れた別の高架橋でも、2000年12月に線路内に
コンクリート片が落下しており、同社は「電車の通過中に落下していれば、
事故につながる危険な場所。より確実に点検作業を行いたい」としている。
同社によると、落下したコンクリートは2個で、大きいものは縦19センチ、
横13センチ、厚さ3センチで重さ約800グラム。横須賀線の保線作業員が23日未明、
線路の枕木の上に落ちているのを発見。同社が調べたところ、線路脇の高架橋の
端部から剥落したものと判明した。
同社では高架橋のコンクリート劣化を2年に一度の割合で検査しており、
今回の高架橋も03年12月に検査したが、異常は確認できなかったという。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050324AT1G2304F23032005.html