http://kogoroy.tripod.com/hanzai.html マスメディアが喧伝するような少年犯罪急増などという事実は
全くないと見て良いでしょう。むしろ、1960年代前・中盤が
少年犯罪の全盛期で、1960年代後半からは少年犯罪は激減し、
1970年代以降は低水準で比較的安定的に推移しているのです。
そして、マスメディアや識者のみなさんが大好きな
アニメやゲームの影響ですが、これらがなかった頃に犯罪発生率が高く、
それらが存在する時期には犯罪発生率が低いまま推移しています。
ということは、アニメやゲームが犯罪の発生に影響を与えるという説を真実と
すれば、アニメやゲームは犯罪を抑止していることになります。
満足にポルノがなかったはずの1960年代に、
少年による性犯罪がもっとも多く、全盛のはずの最近は
ピーク時の6分の1以下です。ポルノの普及についてのデータがありませんので、
なんともいえませんが、ポルノの普及と性犯罪発生率の相関をとったら、
明らかに負の相関がありそうです。なんでもポルノは青少年に対して、
大きな影響があるそうですが、ポルノが性犯罪の発生に影響を与えるという
論理を真とすれば、このグラフからは、ポルノの普及は、性犯罪の発生を抑止する、
という結論以外は導き出せそうにありません。
規制論者が言うように、ポルノによって、これまで自覚していなかった
性癖(ペドフィリアやSM、強姦など)に目覚め、
性犯罪を起こす人はいるかもしれませんが、
このグラフから判断する限り、そんな人は圧倒的に少数派のようです。