【社会】残業中に家族4人惨殺&放火された父親、会社絡みの詐欺で逮捕へ…愛知

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79912/24父親の手記その1
  社会


豊明の母子4人殺害事件

手記の全文

 報道関係の皆様へ

 4人の百か日を迎えるに当たり、書面にて現在の心境を伝えさせて頂きます。

 思いがけない事件が起きてから早、3カ月もの時間が過ぎていきました。

 最近ではやっと、自分自身が生きていくことについて前向きに向き合えるようになってきました。これもひとえに、親族や会社の人達、病院の先生や生まれ育った地元の人達、更には、親友たちの支えがあったからであり、感謝をしています。

 今は事件の事を出来る限り考えないようにしています。それでも、時折、守ってやれなかった罪悪感に苛まれます。葬儀が終わるまではある程度気持ちを支えてきましたが、終えてからは、毎日、毎日こんなにも涙がでるものかと思うほど泣けて、時間のみが過ぎていきました。
無力な自分自身が許せませんでした。いろいろな思いに気持ちが揺れ動き、訳のわからない日々が続きました。
怒り、悲しみ、寂しさ、孤独感…さまざまな感情に左右され苦痛を感じました。こんな思いの中に自身を置いていた時には、生きていく目的、希望さえなくし、4人を追いかけようとも思いました。
結局、それを実行する気力、勇気もなく、ただ喪失感にとらわれて、自分自身が全く見えなくなっていました。
80012/24父親の手記その1:05/03/13 00:20:20 ID:3Sv7UOJG
  社会


豊明の母子4人殺害事件

手記の全文

 報道関係の皆様へ

 4人の百か日を迎えるに当たり、書面にて現在の心境を伝えさせて頂きます。

 思いがけない事件が起きてから早、3カ月もの時間が過ぎていきました。

 最近ではやっと、自分自身が生きていくことについて前向きに向き合えるようになってきました。これもひとえに、親族や会社の人達、病院の先生や生まれ育った地元の人達、更には、親友たちの支えがあったからであり、感謝をしています。

 今は事件の事を出来る限り考えないようにしています。それでも、時折、守ってやれなかった罪悪感に苛まれます。葬儀が終わるまではある程度気持ちを支えてきましたが、終えてからは、毎日、毎日こんなにも涙がでるものかと思うほど泣けて、時間のみが過ぎていきました。
無力な自分自身が許せませんでした。いろいろな思いに気持ちが揺れ動き、訳のわからない日々が続きました。
怒り、悲しみ、寂しさ、孤独感…さまざまな感情に左右され苦痛を感じました。こんな思いの中に自身を置いていた時には、生きていく目的、希望さえなくし、4人を追いかけようとも思いました。
結局、それを実行する気力、勇気もなく、ただ喪失感にとらわれて、自分自身が全く見えなくなっていました。
80112/24父親の手記その1:05/03/13 00:24:33 ID:3Sv7UOJG
 報道関係の皆様へ

 4人の百か日を迎えるに当たり、書面にて現在の心境を伝えさせて頂きます。

 思いがけない事件が起きてから早、3カ月もの時間が過ぎていきました。

 最近ではやっと、自分自身が生きていくことについて前向きに向き合えるようになってきました。
これもひとえに、親族や会社の人達、病院の先生や生まれ育った地元の人達、更には、親友たちの支えがあったからであり、感謝をしています。

 今は事件の事を出来る限り考えないようにしています。
それでも、時折、守ってやれなかった罪悪感に苛まれます。
葬儀が終わるまではある程度気持ちを支えてきましたが、終えてからは、毎日、毎日こんなにも涙がでるものかと思うほど泣けて、時間のみが過ぎていきました。
無力な自分自身が許せませんでした。いろいろな思いに気持ちが揺れ動き、訳のわからない日々が続きました。
怒り、悲しみ、寂しさ、孤独感…さまざまな感情に左右され苦痛を感じました。
こんな思いの中に自身を置いていた時には、生きていく目的、希望さえなくし、4人を追いかけようとも思いました。
結局、それを実行する気力、勇気もなく、ただ喪失感にとらわれて、自分自身が全く見えなくなっていました。
802名無しさん@5周年:05/03/13 00:24:58 ID:1aoh46r6
旦那が事件当時残業したアリバイがあると報道されてたが
まさか何らかのトリックを使ってるとは、ね・・・
80312/24父親の手記その2:05/03/13 00:27:39 ID:3Sv7UOJG
多重失礼。
--------
 大切な子供達は、3人共出産に立ち会って、利代と一緒に誕生を見届けてきました。

 佑基は、生まれた時にはとても小さく、その小さな体のあちこちに出血があって、大変心配をしました。どう触れたらいいのか訳がわからず右往左往するばかりでした。
幼少の頃は、体が弱く喘息気味で、それもまた心配だったことを思い出します。
しかし、大きく、逞しく立派に成長をしてくれて、これからが楽しみで頼もしく思えてきた頃でした。

 里奈も比較的小さめに生まれてきましたが、元気でした。女の子が誕生したことで利代と2人で歓喜したことを覚えています。親族も皆喜んでくれました。
小さい頃は、自分が抱き上げるたびに泣き出し寂しい思いもしましたが、保育園に通う頃には、よく自転車の後ろに乗せて遊びました。
とにかく愛しくて仕方ありませんでした。
最近では、利代の手伝いも自分から進んでしており、それを見ていると心が和みました。正悟の面倒もよく見る、弟思いの優しい子でした。

 正悟の時は、家にいる時に突然破水し慌てました。会社から急いで帰り、利代を病院に連れて行きました。親族の中では最も年下の子で、みんなに可愛がられながら育ってきました。
家の中では甘えん坊でしたが、外にでれば活発なお兄ちゃん振りを発揮していたようです。
ちょっとおデブだったけれど、とてもかわいい子でした。
休みの日には必ず一緒に風呂に入り、背中を洗ってくれました。それも今はもう叶いません。
同じ背格好の子を見掛けると思わず目で追ってしまい、「正悟!何してる?」と声を掛けたくなる衝動がわいてきて、思わず涙が溢れてしまいます。
804名無しさん@5周年:05/03/13 00:27:54 ID:EzpDmTw2
ID:3Sv7UOJGが「自分自身が全く見えなくなっていました。」
って感じだな。その2マダー?
805名無しさん@5周年:05/03/13 00:28:27 ID:O7FgbLuv
滋賀では家族5人殺し、愛知では家族4人殺しか。

近頃は家族を皆殺しにするの、流行なのかね。
練炭自殺みたいに。
80612/24父親の手記その3:05/03/13 00:29:13 ID:3Sv7UOJG
 それぞれが、38年・15年・13年・9年の短い生涯で終わってしまいました。
終り方があまりにも悲惨で酷すぎました。4人のこれからの長い人生を見守っていくべき責任が全う出来なかった自身をいまいましく思います。
しかし、今は4人の分まで生き抜いていこうと思っています。
元の生活に戻れなくても、世間から何を言われても、生きていくことにしました。向こう側の世界に行ってしまった4人には祈ることしか出来ませんが、きっと利代のことだから3人の事をしっかりと見守ってくれているものと思います。

 4人と過ごした大切な思い出は全て自分の心の中に納まっています。
家族で旅行に行った事、キャンプに行った事、サイクリングに行った事、運動会で大声を張上げ応援した事、クリスマスを楽しんだ事、みんなでそろって正月を迎えた事、
誕生会…等々、今は短い時間の中で過ごした楽しい思い出のみを考えるようにしています。
そして、利代にも、佑基にも里奈にも正悟にも、まだまだしてあげられなかった事、
見せてあげられなかった場所、聞かせてあげられなかった事を、
自分がして、見て、聞いて教えてあげたい。
そうしていかなければ、自分がこれから生きていくことに意味を見出せません。
こんな気持ちは理解されないでしょうが、これからは明るく振る舞うようにしていこうと思います。

 あえて今、事件のことに触れるなら、時間の経過と共にどこからともなく湧きでてくる風評がとても恐ろしいという思いです。
真相が全くわからないまま、初期の中傷記事のみが一人歩きし、自分を苦しめました。
ここ最近は報道記事も治まっていますが、世間からはさまざまな噂が耳に入ってきます。
親友たちが、いろいろな所で聞こえたことを、知らせてくれました。「あいつならやりかねない」「中国の出張先で事件を依頼してきた」等。又、全く関係のない人から「自首しろ」という手紙が届いたこともあります。
80712/24父親の手記その4:05/03/13 00:29:55 ID:3Sv7UOJG
 事件が起きる以前、ある出来事をきっかけに警察に夜間パトロールをお願いしたことがあります。電話をしてしっかりと受け付けてもらいましたが、実施してくれた気配はありませんでした。
もしパトロールを行ってくれていたら、こんな事件は起こらなかったのではと、思われてなりません。

 警察は一所懸命捜査をしている事は理解していますが、一切説明がありません。無理に聞けば「確実に進展している。」と言うだけでした。報道の使命も言葉ではわかります。
世間の人達がいろいろな噂をする以上に、警察からも報道関係者からも自分が被害者としてではなく、容疑者として扱われているのではないかとさえ思えてくることがあります。
事件の被害者、遺族への配慮の無さを指摘する報道を見たことが有りますが、まさに身をもってそのことを感じます。

 自分にとってみれば、犯人が捕まろうとなかろうと、大切な4人は帰ってきません。二度と会えないことに変わりはありません。
それでも、もし警察が犯人を捕まえ、真先に自分の前に連れてきて、好きにしていいといわれたら…そんな妄想もときとして浮かんだりもします。
警察には、前の対応についてのわだかまりが消えたわけではありませんが、今は、事件の解決に全力を注いでくれている人達を信用し、頼るしかありません。
事件の真相を早く明らかにしてくれることを願うのみです。

 育児を利代に任せっきりで、家族のためにと、仕事だけに没頭してきた自分の偏った責任感が今は悔やまれてなりません。そして、大切な家族を守れなかった後悔の念、悲しみ、罪の意識…それらを抱えて生きていくことが、亡くした4人への償いだと思っています。

 平成16年12月24日

   加藤博人

  (原文のまま)