【行政】C型肝炎総合対策見直しへ 厚労省専門家会議が初会合 夏までに取りまとめ
7 :
名無しさん@5周年:
>>5 アメリカのフィブリノゲンはまったく不活化していなかった。
> 今回、B型肝炎のリスク評価や不活化処理についてFDAに確認したところ、
> (中略)
> 2)当時、米国で販売されていたフィブリノゲン製剤には、製造工程におけ
> る紫外線照射処理、BPL処理等のウイルス不活化処理は行われていな
> かった
> との回答が得られた。
日本のは、不活化が行われていた。
> 昭和39年 6月9日(株)日本ブラッド・バンク、「フィブリノーゲン−BBank」
> の承認取得。
> 昭和40年 11月頃 旧ミ社、不活化処理法として紫外線照射に加えBPL処理
> を追加実施。
8 :
名無しさん@5周年:05/03/04 14:19:54 ID:7jCYHw72
だから、肝炎がほとんど起こらなかった。
> 1966年1月から、各包装ごとにアンケート回答ハガキを同封し(中略)
> 1971年末までに145,990瓶を供給しているが、僅かに2例の黄疸
> (肝炎)発生の告知を受けただけであった
肝炎が多発するようになったのは、不活化の方法を変えてから。
> 〈Q〉 フィブリノゲンとはどんなものですか。
> A 64年の承認後、お産や手術などの際の大量出血を止めたり、砕けた骨
> を接着したりするなど様々な治療場面で広く使われました。数千人以上の
> 血液を混ぜた「プール血漿(けっしょう)」から作られ、ウイルスで全体
> が汚染される危険性があります。使用後の肝炎発症報告は85年以前は5
> 例でしたが、同年にウイルス処理方法を変えて、各地で感染が相次ぎまし
> た。87年に加熱処理に変更後も感染は続きました。88年に「緊急安全
> 性情報」が出され、販売量は激減。処理を強化した94年以降、感染例は
> 報告されていません。
ソースはこちら(↓)。
「フィブリノゲン製剤によるC型肝炎ウイルス感染に関する調査報告書」
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0829-3.html 「C型肝炎の検査、なぜ重要か フィブリノゲンQ&A」
http://www.asahi.com/health/medical/TKY200412090255.html
9 :
名無しさん@5周年:05/03/04 14:25:51 ID:7jCYHw72
大量出血が起こったとき、フィブリノゲンを投与しなかった医師は裁判で負けた。
判決要旨を引用する。
昭和50年2月13日 東京地裁 昭44(ワ)1117号
判決理由三
> ・・・血液の性状につき凝固性が疑われるとき、又は多量の出血によつて
> 生ずる出血傾向を防止する必要があるときには、線溶阻止剤や線維素原の
> 投与をなし、輸血にしても新鮮血の大量輸血を施すのが当を得た注意義務
> ということができるとすべきである。
注)「線維素原」=「フィブリノゲン」
平成7年6月27日 東京地裁 平元(ワ)14676号
判決理由五(一)(7)
> ・・・産科ショック全般に対して、直ちにVIP療法(気道の確保・酸素吸
> 入、静脈確保・輸液・輸血、心拍出量の確保)を取り、中心静脈圧測定下で
> 管理し、状況に応じてステロイドホルモン、末梢循環改善剤、強心剤、フィ
> ブリノーゲン製剤などを投与するとされること、
> 以上の事実を認めることができる。
10 :
名無しさん@5周年:05/03/04 15:11:34 ID:7jCYHw72