【行政】C型肝炎総合対策見直しへ 厚労省専門家会議が初会合 夏までに取りまとめ
1 :
Beko ◆NEWS9yPSk2 @☆ばぐ太☆φ ★:
★C型肝炎総合対策見直しへ 厚労省専門家会議が初会合
C型肝炎の検査体制の充実や最新の治療法普及など総合対策を
見直すため、厚生労働省が設置した専門家会議の初会合が3日
開かれた。
C型肝炎ウイルスに持続的に感染している人は100万−200万人と
推定され、肝硬変や肝がんへの進行が問題になっている。
厚労省は、感染を拡大したとされる血液製剤フィブリノゲンの納入先
医療機関公表(昨年12月)でC型肝炎への関心が高まっていることや、
現行の総合対策実施から3年近くが経過したことを踏まえ、見直しを決めた。
同会議では、ウイルス検査の受診率向上の方策や、新たな抗ウイルス薬、
併用療法など効果的な治療法の普及、薬剤の研究開発推進などを検討する。
夏ごろまでに結果を取りまとめる予定。
共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000209-kyodo-soci
2 :
名無しさん@5周年:05/03/04 09:55:03 ID:Hysx9wc1
彡ミ | | ∧_∧ _
|ヽ | | (´・∀・`/ / ヒザでも食ってろデブw
|ヽ | | ( ,/_〇
⊥ |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|__| ◎ ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
3年B組〜
4 :
名無しさん@5周年:05/03/04 09:57:58 ID:VeJCfzau
これ、アクメツでやってたな。
5 :
名無しさん@5周年:05/03/04 10:06:48 ID:6FsZYbvG
C型肝炎のタクシーの運転手さんが、医療費が高いって嘆いてたよ。
血液製剤がやばいって早い段階でわかってて放置してたんでしょ?
6 :
名無しさん@5周年:05/03/04 10:48:55 ID:UKXJFgvb
子供の頃の予防接種注射のまわし打ちが禿しく気になる。
7 :
名無しさん@5周年:05/03/04 14:14:49 ID:7jCYHw72
>>5 アメリカのフィブリノゲンはまったく不活化していなかった。
> 今回、B型肝炎のリスク評価や不活化処理についてFDAに確認したところ、
> (中略)
> 2)当時、米国で販売されていたフィブリノゲン製剤には、製造工程におけ
> る紫外線照射処理、BPL処理等のウイルス不活化処理は行われていな
> かった
> との回答が得られた。
日本のは、不活化が行われていた。
> 昭和39年 6月9日(株)日本ブラッド・バンク、「フィブリノーゲン−BBank」
> の承認取得。
> 昭和40年 11月頃 旧ミ社、不活化処理法として紫外線照射に加えBPL処理
> を追加実施。
8 :
名無しさん@5周年:05/03/04 14:19:54 ID:7jCYHw72
だから、肝炎がほとんど起こらなかった。
> 1966年1月から、各包装ごとにアンケート回答ハガキを同封し(中略)
> 1971年末までに145,990瓶を供給しているが、僅かに2例の黄疸
> (肝炎)発生の告知を受けただけであった
肝炎が多発するようになったのは、不活化の方法を変えてから。
> 〈Q〉 フィブリノゲンとはどんなものですか。
> A 64年の承認後、お産や手術などの際の大量出血を止めたり、砕けた骨
> を接着したりするなど様々な治療場面で広く使われました。数千人以上の
> 血液を混ぜた「プール血漿(けっしょう)」から作られ、ウイルスで全体
> が汚染される危険性があります。使用後の肝炎発症報告は85年以前は5
> 例でしたが、同年にウイルス処理方法を変えて、各地で感染が相次ぎまし
> た。87年に加熱処理に変更後も感染は続きました。88年に「緊急安全
> 性情報」が出され、販売量は激減。処理を強化した94年以降、感染例は
> 報告されていません。
ソースはこちら(↓)。
「フィブリノゲン製剤によるC型肝炎ウイルス感染に関する調査報告書」
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0829-3.html 「C型肝炎の検査、なぜ重要か フィブリノゲンQ&A」
http://www.asahi.com/health/medical/TKY200412090255.html
9 :
名無しさん@5周年:05/03/04 14:25:51 ID:7jCYHw72
大量出血が起こったとき、フィブリノゲンを投与しなかった医師は裁判で負けた。
判決要旨を引用する。
昭和50年2月13日 東京地裁 昭44(ワ)1117号
判決理由三
> ・・・血液の性状につき凝固性が疑われるとき、又は多量の出血によつて
> 生ずる出血傾向を防止する必要があるときには、線溶阻止剤や線維素原の
> 投与をなし、輸血にしても新鮮血の大量輸血を施すのが当を得た注意義務
> ということができるとすべきである。
注)「線維素原」=「フィブリノゲン」
平成7年6月27日 東京地裁 平元(ワ)14676号
判決理由五(一)(7)
> ・・・産科ショック全般に対して、直ちにVIP療法(気道の確保・酸素吸
> 入、静脈確保・輸液・輸血、心拍出量の確保)を取り、中心静脈圧測定下で
> 管理し、状況に応じてステロイドホルモン、末梢循環改善剤、強心剤、フィ
> ブリノーゲン製剤などを投与するとされること、
> 以上の事実を認めることができる。
10 :
名無しさん@5周年:05/03/04 15:11:34 ID:7jCYHw72
11 :
名無しさん@5周年:05/03/04 15:20:25 ID:ohHtM4hM
医原性感染の人は先に治療のメリットを受けているという点も踏まえないと
フェアな議論にならんぞ ってそんなことする気はないのか
12 :
名無しさん@5周年:05/03/05 14:28:29 ID:EKMBfVWc
>>10 > C型肝炎ウイルスの発見は1988年。検査法は1989年に導入された。
そういえば、ついこの間まで 非 A 型、非 B 型肝炎とかいっていたけど、
こういう事情があったとは知らなんだ。
> それまでは「輸血による肝炎感染を防ぐことは不可能」とされていた。
血液製剤による HIV 感染とは、自ずと事情が違ってくるのか。
今は輸血、血液製剤以外の感染経路の方が問題だ。
14 :
名無しさん@5周年:05/03/05 17:23:47 ID:BRR+TKaJ
輸血、血液製剤以外での感染?
15 :
名無しさん@5周年:05/03/05 18:06:28 ID:LlLcqwHq
>>14 針の使いまわし。
もちろん覚醒剤とかもあるけど、最近問題になってるのは入墨など。
16 :
名無しさん@5周年:05/03/05 18:10:57 ID:E8yq7M0R
歯医者や床屋は?
17 :
名無しさん@5周年:05/03/05 18:15:22 ID:LlLcqwHq
>>16 歯医者→出血操作に用いられる機器は滅菌・ウイルス不活化されてるか
一度限りの使用(ディスポーザル)
感染報告は皆無ではないけど不潔な針刺しほど多くはない。
床屋→よく知らん。報告例はなかったと思う。
18 :
名無しさん@5周年:05/03/05 18:17:29 ID:38aYS9ys
隔離して下さい
19 :
名無しさん@5周年:05/03/05 19:14:33 ID:KXxjVrrR
俺の母親もC型肝炎だ。
良い薬が保険適用されたみたいなので、これで完治すればいいな。
20 :
名無しさん@5周年:05/03/05 19:23:38 ID:u15iIB9t
私の父は分かった時点で肝硬変に移行していて
一年後大量吐血して死んでいった。
肝臓は沈黙の臓器っていうからあんまり症状でないんだよね・・・
これって予防接種なんかでなった人も多いんだから
薬害エイズと同じくらい大問題だと思うけどね・・・
>>20 漏れも別の病で薬を服用してて血液検査で肝臓引っかかって
来週肝炎ウィルスの検査結果が出る予定。
もし陽性だったらと思うと他人事じゃないな。
肝炎ウィルスのキャリアが400万人とかっていう話も
あるからエイズを越える薬害問題になりそうだ。
22 :
名無しさん@5周年:05/03/05 19:58:06 ID:u15iIB9t
>>21お大事に!
最近は良い薬も出てるみたいだし
まだ初期の段階だったら完治もできるみたい。
無理しないでね!
23 :
名無しさん@5周年:05/03/05 20:04:57 ID:vCNG7taI
若者でも意外多そうじゃない?検査してないだけで。
>>23 TVで見たんだが、生まれた直後に血液製剤の投与を受けた男性がいて
20才くらいで体の不調を訴え、検査をしたらC型肝炎が判明。
すでにウィルス量がとんでもないレベルになっていたため
治療法が無くに途方に暮れていた。
プラス性行為感染も有りだからね。
確かHIVより感染力強いんでしょ?
>>22 サンクス、医者曰く肝臓の場合はウィルス肝炎でなければ
あまり心配ないそうだけど先日亡くなったサーファーとか
22さんの話はリアルに感じられる。
>>24 どっちも性感染はある、B型の方が感染力が強いんじゃないかな?
確か某有名AV男優は仕事で肝炎に感染したとか。
26 :
名無しさん@5周年:05/03/05 22:28:02 ID:LlLcqwHq
27 :
名無しさん@5周年:05/03/06 02:50:12 ID:S5UdyFz3
>>26 > 20代でC型肝炎ウイルス感染者は不衛生な環境での針の使用が原因のことが多い。
肝炎っていったら、刺青だけしかイメージしていなかったけど、
最近はピアスっていうのもあるのね。
若い世代がピアスのために穴開けていた(最近知らん)けど、
これって随分感染を広げたんだろうな。
28 :
名無しさん@5周年:05/03/06 08:07:40 ID:reF2LSSP
一度血液検査を受けてみる!
まぁ 知らなかったほうが幸せな場合もあるが
29 :
名無しさん@5周年:05/03/06 08:10:29 ID:hM9MFm2V
歯医者や床屋で移りそうで恐い。
『ちゃんと洗浄していますか?』って言い難いし。
歯医者はともかく床屋は怖いね。
歯医者の場合は逆に医師自身が感染してしまうような
ケースがあるって話を聞くけど。
>>28 ウィルス肝炎の場合は早期発見と治療が重要らしいから
血液検査は時々受けた方が良いかも。
「知らなかった方が幸せ」だと取り返しがつかなくなる。
31 :
名無しさん@5周年:05/03/06 11:59:11 ID:tKowcvRO
昔、注射器や注射針を使い捨てではなくて、洗浄、消毒して再利用していた時代がある。
洗浄、消毒が不十分だと、これらを通じてC型肝炎ウイルスが感染し、広まった。
ある医療機関周辺では、C型肝炎患者が多く分布するというデーターがあるが、
これは、封じられている。
32 :
やくざいし:05/03/06 12:12:15 ID:eCv30r40
C肝ウイルスがそもそも日本にあったのか、それともいつ何から日本に輸入されたのか、まったくわかっていない。大規模な感染は今から約30年前までの、使い捨て注射針が普及するまでにおこった。現在若い人の感染があるのかどうかもわかっていない。
33 :
名無しさん@5周年:05/03/06 12:24:49 ID:q93crSnK
>>32 > C肝ウイルスがそもそも日本にあったのか、それともいつ何から日本に輸入されたのか、まったくわかっていない。
っていうか、そもそも世界中にあった肝炎ウイルスなんですけど。
兵庫県在住の薬剤師向けの記事に、こういうのが載ってますよ?
> 世界における HCV 感染者は、約1億7,000万人といわれ、HIV 感染者の約4倍
> である。米国においては、ここ数年のうちに HCV 感染に起因した肝疾患で
> 死亡する人数はエイズの死者を上回るとされる。世界的にみると人口の中で
> HCV 感染率が 10%を超えているのはモンゴル、エジプト、タンザニア、カメ
> ルーン、ギニア、5〜10%は中国、イラク、ブラジル、中央アフリカなど。こ
> れらの国々における HCV 感染の広がりは、未成熟な医療の普及が大きな要因
> と考えられる。
「C型慢性肝炎の疫学」兵薬界 No.557,2002年6月号
http://www.hps.or.jp/news/5573.htm
集団予防接種と薬害フィブリノゲン問題が伝播した原因なのかな?
仕事で行った先のお客さんも交通事故や出産時に輸血して
感染した人が結構いる。
該当医療機関が公表されたのも高い感染率を裏付けていると思う。
実際は薬害問題に発展した際の責任逃れな気もするけど>厚労省
35 :
名無しさん@5周年:05/03/06 12:34:50 ID:q93crSnK
>>32 もう一言。
> 大規模な感染は今から約30年前までの、使い捨て注射針が普及するまでにおこった
日本のC型肝炎ウイルス陽性者の割合は、40代以上で高く、年齢が高くなるに
したがって陽性率も高くなっています。グラフも出ています。
「平成15年度肝炎ウイルス検診等実績について」
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/09/h0902-6.html そこから感染爆発の時期を割り出すと、こういう見解が導き出されるようです。
要は、戦後の混乱期にキャリアの数が増えて、そこから、当時の医療行為に
よって広がったとされています。
> 一方、我が国におけるC型肝炎ウイルスの感染のまん延は、1950年代から1960
> 年代を中心に、社会全体を巻き込んだ複合要因による感染の悪循環が起こった
> 結果であると考えられる。すなわち、戦後の混乱期に、まず覚醒剤濫用者の間
> での注射器、注射針の共用・回し打ち等により感染が拡大した。次いで、これ
> らの濫用者が当時の売血者集団の一部に加わり、売血者集団が頻回の売血によ
> る貧血の治療のために鉄剤等の静脈注射を行い、その集団内にも感染が拡大す
> るとともに、これらの集団から供血された血液の輸血を受けた者にも感染が拡
> 大した。さらに、現時点からみれば必ずしも適切とは言えないような当時の医
> 療行為、鍼等、さらには入れ墨等もC型肝炎ウイルス感染拡大の原因になった
> と考えられる。
ちなみに、アフガニスタン紛争後のウクライナやベトナム戦争後のアメリカでも、
同じような理由で感染者の増加が起こっている、とする文献があります。
「医師,コメディカルスタッフ,肝炎対策関係者のためのウイルス肝炎 診断/予防/治療―ウイルス肝炎対策の指針」
吉沢 浩司 (著), 飯野 四郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4830605146/249-1621301-6285114
36 :
名無しさん@5周年:05/03/06 12:41:32 ID:secNFboi
針治療してたけど、使い捨てだと言う先生の言葉を信じるしかないのだが。
C型肝炎ってどんな症状が現れるのかな?
37 :
名無しさん@5周年:05/03/06 12:42:28 ID:q93crSnK
>>34 > 集団予防接種と薬害フィブリノゲン問題が伝播した原因なのかな?
まあまあ。そうあわてないで。データを冷静に検証しましょう。
日本の輸血による肝炎感染率は、ウイルスが発見(1988年)される前の
1970年代で14.3%。検査が導入された1989年で2.1%。
フィブリノゲン製剤の場合、1985年まで30万本近く売られ、肝炎の発生
報告は 5件。1985年以降の集団感染を合算すると、推定感染率は4.6%。
そして、フィブリノゲン製剤納入医療機関が公表されてから、公表された範囲で
は宮城、福島、山梨、沖縄で1041人が検査したが、陽性は13人。陽性率1.2%。
フィブリノゲン製剤で感染した人は、メーカーの推定で1万人。
日本のC型肝炎ウイルスキャリアは推定250万人。
38 :
名無しさん@5周年:05/03/06 12:47:56 ID:q93crSnK
>>37 ひとつ書き忘れてた。
日本では、毎年述べ200万件の輸血が行われる。それで、C型肝炎ウイルス
の発見(1988)年までは感染率14.3%。検査が導入された1989年
からは2.1%。
>>37 なるほど。輸血によるC型ウィルス感染率が高いっすね。
毎年200万人の輸血に対して14.3%ということは28,600人が
感染し増加していくのか・・・輸血が運命の分かれ目なのか?
40 :
名無しさん@5周年:
>>39 「感染し増加していた」が正しいね。しかも、1989年までの話。
1989年以降は2.1%だから4,200人。1992年以降は0.48%だから960人。
どれも延べ人数で、一部B型肝炎が混じっているし、検査法がない時代は、
既に感染した人がもう一度輸血されたこともあっただろうから、単純にこの
数だけC型肝炎ウイルス感染者が増えたとは言えない。
でも、結構、数は大きいよね。
ちなみに、1999年のNAT検査導入以降は輸血による新たなC型肝炎ウイルス
感染者は一人もないらしい。