【大阪地裁】元大阪高検公安部長に実刑判決、捜査情報見返りに接待
180 :
判決漏洩を示唆する「怪文書」その1:
河村先生におかれましては、益々、ご健勝のこととお喜び申し上げます。
いきなりお手紙を認めました、非礼をお詫びいたします。
日頃から、先生のご活躍ぶりにおきまして、感銘を受けております。
国税局との死闘、名古屋刑務所暴行事件での奮闘など、まだ記憶に新しいもの
も多々ございます。正直申し上げまして、先生が名古屋市長選挙にご出馬
いたされると知り、意気消沈をしておりましたが、国を舞台にご活躍を継続さ
れることと聞き、ほっとしております。
私は、どの機関、部署など詳しいことは申し上げることはできませんが、
まちがいなく現職として法曹界の身を置く、立場にあります。現在では、
民間で申す、管理職という役職についております。
法曹の道に入って数十年、間もなく定年を迎えるキャリアです。
先生に嘆願したいことがございまして、筆をとりました。
法曹界で、信じがたい、空前絶後の事態が、生じているのです。
2月1日、大阪地方裁判所刑事部において、大阪高等検察庁公安部長、調査活
動費の内部告発直前に逮捕された、三井環被告の判決公判が言い渡されます。
その判決が、事前に漏洩され、政治的な力でゆがめられようとしているのです。
1月のある日、私は簡単に判決内容を知ることができました。
主文 懲役1年。
実刑と認定する判決の骨子は、
三井被告の女性をあてがった収賄など、一部については無罪。
暴力団関係者の証言は信用性がないが、三井被告が暴力団関係者に
助言した事実は認められる。
三井被告が、暴力団関係者に尋ねられて、平成13年7月16日に
その知人の前科調書を入手した時点で、暴力団関係者は
181 :
判決漏洩を示唆する「怪文書」その2:05/02/02 16:56:26 ID:FZr5+bVy
三井被告の検事としての力を利用しようという意思を有していたために
それは収賄であると認定しています。
それ以外に6月29日、7月5日、7月11日との3度の接待についても
暴力団関係者は、検事としての力を利用したいという意思があったことを推認
でき、その供応に応じた三井被告は、職務に係わることで接待を受けたと認め
判決は、検事にあるまじき行動だと、厳しく非難しています。
ただし、主文にはかなり未決拘置日数が算入されています。
私は、三井被告の裁判とは直接、関係がある部署には属しておりません。
しかし、そう骨を折ることもなく、判決内容や要旨が事前に入手できるのです。
その理由を以下の通り、陳述致します。
大阪地方裁判所の判事は、大阪高等裁判所の求めに応じて、事前に判決文を
渡しているのです。極秘で大阪高等裁判所より最高裁判所に届けられている
ことでしょう。
最高裁判所から法務省、最高検察庁にも、流れていると推認できます。
かつて、別の重大事件の時にも、同様のことがありました。
関西エリアなら、判決が二転、三転したK事件などは有名な一例です。
大きな問題点が2つございます。
この公訴事実については大阪地方裁判所の3人の判事が合議で審理しておりま
す。大阪高等裁判所が大阪地方裁判所の3人の判事に、判決文の開示も要求し
たのは判決文が書き終えられる前です。昨年12月ごろから、求めていた形跡
がございます。これは、重大な圧力です。それ以前にも、大阪高等裁判所より
もっと高度な位置から、政治的な圧力があった樣子もございます。
裁判官は、独立して良心に従い、職責をまっとうすることで、国民の信託、信
頼にこたえることができると私は考えます。
この事件は、先生も先般からご承知でおられると存じますが、
日本の司法制度の根幹を搖るがしかねない、懸念を持たれている事件でありま
す。
182 :
名無しさん@5周年:05/02/02 16:56:47 ID:GTom9TPP
>「検察官と暴力団関係者との交際は、到底、放置できる事態ではなく、
警察官と暴力団関係者との交際は無問題!
183 :
判決漏洩を示唆する「怪文書」その3:05/02/02 16:58:31 ID:FZr5+bVy
裁判体は、当初からかなりのプレッシャーがあって、当然のことです。
そこへ、前述のようなことがあるとより圧力を、受けていたはずです。
事前に開示を要求された時点で、その圧力は重大なものであり
判決に予断や偏見が、混在することは十分にあり得ることです。
三井被告の事件では、すでに混在する素地が、ございました。
初公判では、前任者の裁判長が合議を仕切って、おりました。
「ぜひ、判決を書きたかった。」
と残念そうに申し述べ、大阪地方裁判所を跡に、次の任地に異動いたしました。
法務省に耳障りがいい判決を書けば、出世、エリートへの道が約束されている
というサインが隠されているのです。
今回の判事たちにも、そのようなささやきが、あったと推察されます。
もう一点、申し述べたいのですが、判決を事前に漏洩していることになります。
独立した地位にある裁判官は、それが例え、大阪高等裁判所であっても、
最高裁判所であっても、開示してはならない。判決まで、保秘することこそが
裁判官の職責、職務の重さ、尊さだと考えます。裁判官の独立性を否定するこ
とにつながります。大阪高等裁判所の意図する判決でなったとしますれば、
再考を要求することにもつながります。
それが国家や、元首でも、毅然たる態度ではねつけ、臨むのが裁判官の職責。
重大性がある事件の場合、判決日の10日位前に最終的な判決文が
完成します。私が目にすることができたのは、最終的なものが完成する直前の
もの。
実際の判決とは少し違ったものであること可能性もあります。しかし、
主文、要旨には大きく変化することはございません。
このような事態から鑑みて、今回の三井被告への判決は、自己保身と政治的な
ものだと申さざるを得ません。
184 :
判決漏洩を示唆する「怪文書」その4:05/02/02 17:00:40 ID:FZr5+bVy
裁判所にも、検察庁の調査活動費と性格を同一にする、予算科目がございます。
その使途は、自己の私的な遊興や享楽です。裁判官の給与で、なぜ新橋のA
銀座のXなどで、大阪のYで豪遊できるのでしょうか。一部上場会社の経営者
らが集う一流ゴルフ場で、プレーに興じることが可能なのでしょうか。
私の前で仕事をしているのに、出張扱いになっている職員も少なからずいます。
裁判所はそんな経理手続きを、合理的に説明できるのでしょうか。
当然、法務省や検察庁もその存在を把握しております。もし、検察庁や法務省
の意図しない判決が言い渡された場合、裁判所がどのような仕打ちを受けるの
か、誰でもがわかることです。
それは、先生も名古屋刑務所暴行事件が恣意的に事件化されていること
三井被告と共通項目として、検察が意図的に警務官の悪質さを強調し、
別事件を立件していることでも、ご理解が賜れると思います。
私は三井被告のことも知りません。何ら利害関係もございません。
共通点は法曹界に長期に渡り、身を置いたことだけでしょうか。
三井被告のことを慮って、書いた文章ではございません。
訴えたいのは、このように、政治的、恣意的に判決が下されます。
司法組織の暗黙の了解の中で、談合を許してよいのでしょうか。
今の司法に自己の良心を有するような人物はほんのひとかけらです。
官僚的な上司のご機嫌をうかがい、それに則した判決を日々、粗製濫造、乱発。
東京の本庁または、関東のAランクの裁判所で定年を迎える。
何ら、サラリーマンと変化はございません。
本来、司法・法務があるべき姿を語ろうとしても、無視される麻痺した
恥ずべき、状況であります。
三井被告の判決がそれを、雄弁に語っています。
このチャンスしかないと、ペンを握ったのであります。
185 :
判決漏洩を示唆する「怪文書」その5:05/02/02 17:02:47 ID:FZr5+bVy
本来なら、三井被告のように、毅然たる自己の意思と強固な正義感に燃えて
私が自ら、公表すべき事態であることは十分に理解しております。
しかし、責任回避するようで情けないのですが、諸般の事情の前に断念する
しかないのです。仮にやったとしても、抹殺されることは歴然です。
このような状況を打開し、司法に本当の正義を、健常性の復活を求めるには
政治の出番です。
河村先生におかれましては、司法、法務にも屈することがない、数少ない
政治家のお一人でおられると、確信しております。
河村先生のご活躍と司法、法務の健常化の復活を祈念し、ペンを置きます。
司法・法務の正義と健常化を願う一人より
※以上、改行位置など、なるべく元のJPEGに忠実に起こした。