【司法】ブラウン事件裁判、コピー書類理由での控訴棄却に異議申立【駐留米軍少佐】

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1伊賀誌φ ★
 ブラウン事件裁判をご記憶だろうか?

 沖縄県具志川市で02年11月、フィリピン人女性とのデートの最中に、車の中で
乱暴しようとしたなどとして強姦未遂と器物損壊の罪に問われた米海兵隊少佐マイケ
ル・ブラウン被告(41)に04年7月、那覇地裁が、強姦未遂の成立を認めず、強
制わいせつ未遂等の罪で懲役1年、執行猶予3年を言い渡した裁判で、被告側が判決
を不服として福岡高裁那覇支部に控訴していた事件である。

 各社の報道によると、控訴申立書がコピーであったとして、同支部の窪田正彦裁判
長が今月27日付で控訴の無効を決定したらしい。そして、同被告側は30日、この
決定は取り消されるべきだとする異議申立書を、同支部に提出した模様だ。

 この裁判を巡ってはフィリピン人女性が、日本語の「告訴」の意味が判らないのに、
警察官に誘導され、意思に反して告訴したことになってしまった旨の証言をする等、
司法手続きの節々で揉め続け、異例の展開をたどってきた。

 一審判決は、フィリピン人女性が、全文をひらがなで書かれた運転免許試験に合格
した事等を根拠に、「告訴」という法律用語の意味を理解していたと認定した。その
上で、「男女間の性的な行為という性質上、消極的には被害者がこれを受け入れると
いう同意の存在が否定できない」などとして強姦未遂罪を否定しつつ、「途中から被
害者が拒否したのに、さらに性的な行為を迫った」と認定して強制わいせつ未遂罪で
有罪としたらしい。

詳しくはソース等で:
被告支援の公式サイト Free Major Brown
http://www.majorbrown.org/
控訴棄却に異議申し立て 米兵被告側
http://mytown.asahi.com/okinawa/news02.asp?kiji=1807
コピーの申立書は無効…米兵わいせつ未遂、控訴棄却
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050128i415.htm
米少佐の控訴を棄却 手続き上のミスと高裁支部
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2005012801002267_National.html