★おとり捜査で風俗産業の取り締まりが進む
[ヒューストン 24日 ロイター] テキサスでの潜入捜査(アンダーカバー)は、
ときには全裸(カバーしない)で行われる。
ヒューストン警察による売春の取り締まりは、警官が服を脱ぐことを禁止する
内部規定のせいで長いあいだ結果を出せずにいたが、このたび、この暗黙の
ルールを放棄することになった。
捜査戦略の変更は、スパ、下着モデルスタジオ、マッサージパーラー、または
"ストレス解消クリニック"として営業しながら売春を行っている疑いのある業者を
取り締まるのに、風紀犯罪取締捜査官が服を脱いで証拠を追求することを可能にした。
新しい規則のもとに行われたふたつの捜査で、6の事業主と何十もの軽犯罪売春の
組織的な犯行が起訴された。
警察は捜査の大半を、張り込みのような伝統的な探偵の捜査方法で進めた。
しかしハリスカウンティの捜査官テッド・ウィルソンによれば、担当部署が
裸の客のふりをして行った捜査は特に有益だったという。
「捜査は有効でした」月曜日、ウィルソンは言った。「もし必要とあらば、
十分な証拠を集めることができます」
風俗店の従業員たちは、警察が服を脱ぐのは許されていないということを知って
いたので、事におよぶ前に服を脱ぐように促して、その人が本物のお客かそれとも
おとり捜査官なのかを見極めることができた。
11月の大量の検挙は、ヒューストン警察が抜け穴を埋めたしるしとみられている。
REUTERS
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081106680529.html