はく離の内壁に防水加工
広島市は二十四日朝、中区の平和記念公園内にある原爆供養塔の
補修工事を始めた。二月末をめどに、漏水ではがれかけている納骨室の
内壁に防水加工を施す。骨つぼを取り出しての本格工事は、一九五五年
の完成以来初めて。
業者六人が午前九時から工事に着手。祭壇や骨つぼが置かれていた
木製の棚、空調用ダクトなどを取り外した。内壁のはく離は天井中央部分や
側面が特に目立っていた。
市保険年金課の説明では、はく離はコンクリートの微小な穴から少しずつ
染み込んできた湿気が原因。九三年に内壁にペンキを塗るなど応急処置で
しのいでいたが、被爆六十年を迎えたこともあり本格補修に踏み切った。
傷みの激しい木製の棚はスチール製に新調する。
納骨室に安置されていた引き取り手のない約七万人分の原爆犠牲者の
遺骨を収めた千四百六十八個の骨つぼなどは十四日、工事期間中は
市内の別の場所に一時的に移した。三月上旬に再び戻す。
ソース
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05012432.html 引用元:中国新聞
依頼
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1106302627/581