ベトナム保健省によりますと、死亡したのは、南部のティエンザン省の
18歳の女性で、重い肺炎の症状を示して今月6日に入院しましたが、
19日夜、亡くなりました。女性からは、人に極めて重い症状を引き起こす
「H5N1」型の鳥インフルエンザウイルスが確認されています。女性は、
肺炎の症状を示す数日前に、病気で死んだニワトリを自分でさばいて
調理していたということで、衛生当局が感染との関連を調べています。
ベトナムでは、去年も、鳥インフルエンザが猛威をふるいましたが、今回は、
去年末からのわずか3週間余りで相次いで6人が死亡し、去年を上回る
ペースで感染が広がっています。ベトナムでは、気温が下がって空気が乾燥する、
インフルエンザが流行しやすい季節を迎えており、政府は、鳥インフルエンザの
感染拡大に危機感を強めています。
ソース
http://www.nhk.or.jp/news/2005/01/20/d20050120000100.html 引用元:NHK