歴史教科書問題に取り組む自民党の議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」
の古屋圭司会長は17日、党本部で記者団に、従軍慰安婦問題を扱ったNHKの01年の
番組内容が変更された問題に関して「放送前に議連幹部の多くがNHK幹部に面会を
求められ、番組について説明を受けた」と述べた。古屋氏は「圧力は一切かけていない」と
強調した。
これに関連して同議連の平沢勝栄氏は、毎日新聞に「NHK幹部は予算説明で来た」と
語った。とはいえ、NHK側が中川昭一・経済産業相、安倍晋三・幹事長代理以外に番組に
批判的な立場の同議連メンバーに番組について説明していたことになる。
また、森喜朗前首相は17日、東京都内のホテルで講演し、この問題について「問題は
NGOがやった模擬裁判。天皇を被告にし、弁護人もいない、そんな模擬裁判をどうして
NHKが放送しなきゃいけなかったのか」と内容に疑問を呈した。
ソース
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20050118k0000m010182000c.html 引用元:毎日新聞