【政治】自民、公明両党議員団による訪中　中国側の要請で突然延期、真意を確認へ

★与党訪中：中国側の要請で突然延期、真意を確認へ

　今月９〜１２日に予定されていた自民、公明両党議員団による中国訪問が
中国側の要請で突然の延期になったことが４日、分かった。複数の両党幹部が
明らかにした。
　両党の訪中構想は、昨年１月に自民党の額賀福志郎政調会長（当時）らが
訪中した際に、中国側が提案。首脳の相互訪問が途絶えている政府レベルとは
別に、日本の与党と中国共産党との政党間交流を通じて両国の理解を深めようと、
額賀氏を座長に北京で「日中与党交流協議会」の初会合を開く予定だった。

　延期の理由は明らかにされていないが、台湾の李登輝前総統に対する日本
政府の入国査証（ビザ）発給に対する中国側の「報復措置」との見方も出ている。
額賀氏らは６日に中国大使館を訪ね、中国側の真意を確認し、日程の再調整を行う。

毎日新聞　http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20050105k0000m010124000c.html