【国際】スマトラ沖地震 悲しみの欧州各国 死者・不明は6600人 欧州[01/02]

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「インド洋津波:悲しみの欧州 死者・不明は6600人」

スマトラ沖大地震による津波で多数の犠牲者を出した欧州各国は1日、悲しみに沈む新年を迎えた。
欧州の旅行者らの死者・行方不明者は約6600人にのぼり、特にスウェーデンでは3500人が
行方不明で、被災したアジア各国を除けば最悪の犠牲者を出すことになりそうだ。欧州各地では
新年の祝賀行事で犠牲者に黙とうをささげたり半旗を掲げるなど、例年より控えめな演出で
地震や津波の犠牲者を悼んだ。
欧州メディアの集計によると、津波による欧州各国の死者は1日現在で254人、行方不明者は
6379人。多いのはスウェーデン(死者59、不明3500)を筆頭にドイツ(死者34、
不明1000)、イタリア(死者14、不明700)、ノルウェー(死者21、不明462)など。
フィンランドでも死者14、不明194を出すなど、厳しい冬の寒さを避け、アジアのリゾートに
たくさんの旅行者が繰り出した北欧諸国の犠牲が目立つ。
2万人から3万人がアジアのリゾートでクリスマス休暇を過ごしていたスウェーデンでは、
1日を追悼の日とし、国民が犠牲者に祈りをささげた。同国では親を津波で亡くした子供たちが
続々帰国するなど、悪夢のクリスマスと新年になった。ペーション首相は「最悪の場合で、
犠牲者は1000人を超えるかもしれない」と述べている。
これまでに死者34人が確認された英国では、テムズ川沿いの新年行事の前に、集まった人々が
2分間の黙とう。北欧各国やフランス(死者22、不明96)などでも、各地で半旗が掲げられた。

引用元:毎日新聞 (2005年1月2日 19時41分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20050103k0000m030024000c.html