【社会】「STOP!動物虐待!」が、処分される犬猫写真などのパネル展…高知

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★やめて! 動物虐待 市民団体が写真展で訴え

・保健所で処分されていく犬猫の姿や動物実験の現状を写真などで紹介する
 パネル展が30日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」の7階市民
 ギャラリーで始まった。1日まで。

 インターネットでペットの正しい飼育方法を教えたり、必要でない動物実験
 中止の署名活動などを展開している市民団体「STOP! 動物虐待!」
 (成瀬由香代表=南国市)の主催。保健所のおりの中で処分を待つ表情を
 失った犬、動物実験で薬品を目に注入され、目がただれてつぶれたウサギの
 写真など、全国の動物愛護団体から借り受けた約150点を展示している。

 昨年度、県の小動物管理センターでは犬2861匹、猫6043匹を炭酸ガスで
 窒息させ処分。成瀬さんは「手に余るようになったからという理由での処分や、
 間違った知識での飼育による衰弱や死は最も身近な動物虐待。一つの命を
 飼うのだから、子どもを生むくらいの気持ちで育ててほしい」と訴えている。

 初日の来場者のうち、自宅で猫を飼っているという女性(21)は「動物実験の
 実情など、知らなかったことがいっぱい。家の猫に近いうちに去勢手術をする
 など責任を持って飼育したい」。高知市の女性(58)は「動物実験のおかげで
 薬や食べものがあるのも事実。動物の恩をあだで返すことが一番いけない」と
 話していた。
 http://www.kochinews.co.jp/0412/041201headline05.htm#shimen5

※画像URL: http://www.kochinews.co.jp/0412/parts/041201headline07.jpg