京都大の学園祭で21日に開催が計画されている「ミス&ミスター京大コンテスト」をめぐり、
学内で混乱が起きている。
主催の学生グループに対し、反対する学生団体がジェンダー(社会的性差)や
スポンサーの問題などを指摘し中止を要求。公開で話し合ったが物別れに終わった。
京大は伝統的にミスコン批判が強いだけに、「京大初」という企画の行方に注目が集まっている。
コンテストは「第46回11月祭」の企画の一つ。1、2年生有志による実行委が、
学園祭を盛り上げ「京大のイメージを良い方向に押し上げたい」と企画した。
10月から募集を始め、男女5人ずつの候補者が決まった。
当日は男女ペアのゲームやウエディングドレス姿で審査し、
投票で初代のミスター京大、ミス京大各1人を決める。
これに対し、文学部や農学部の自治会を中心とする学生たちが反発し、
メールなどで反対意見を出した。
10日夜には公開の協議が開かれ、学生約50人が参加、
双方の代表が約5時間にわたって議論したが平行線だった。
反対する学生は、性の商品化、スポンサー介入による商業主義などを問題視。
女性候補者だけがある男性誌に掲載されたことを追及した。
一方、主催側は、「容姿だけで選ぶのではない、企画規模からスポンサーは必要」といい、
雑誌掲載については「企画の認知度を上げるため」とする。
近年では2002年に神戸大・六甲祭のミスコンが、反対で中止になった。
「反対意見には分かる部分もあり、何とか妥協点を見いだして開催したい」と主催側。
11月祭事務局は「板挟みで困っているが、民主的な解決を探りたい」という。
記事の引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041111-00000069-kyt-l26 依頼有り:
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1099500044/772