10日午後7時20分ごろ、滋賀県伊吹町上平寺の民家で、
家人が畑にクマがいるのを見つけ、町役場に連絡、町職員が米原署に届けた。
同署員や消防団、地元猟友会など約30人が集まり、
遠巻きにして見守るのを尻目に、クマは民家の桜の木に。
下りたと思うと今度は柿の木へ登って実をパクパク食べた後、
別の家の畑に逃げ込むなど、約2時間半にわたり周辺をうろついた。
同署によると、クマは体長約1メートル。
午後10時前に、やっと山の方向へ逃げ去ったが、その後またクマを見たという情報があり、
同署などは深夜まで行方の確認を続け、住民に注意を呼び掛けた。
同町はクマがよく出没するといい、
町職員の1人は「日ごろからクマが出たときの心構えはしている」と話したが、
同日は町民運動会もあり、疲れた声だった。
記事の引用元:
http://www.sanspo.com/sokuho/1010sokuho058.html