■ハワード政権与党が大勝 イラク派兵争点の豪総選挙■
【シドニー9日共同】イラクへの部隊派遣の是非などを争点としたオーストラリア
総選挙は9日、投票が行われ、即日開票の結果、ハワード首相(65)の率いる与党、
保守連合(自由党と国民党)が下院(定数150)の過半数を大幅に上回る議席を確
保し、大勝した。
イラク戦争に参加した4カ国では初の国政選挙で、ハワード首相は4期連続で政権
を維持、イラクへの部隊派遣継続の信任を得ることになった。11月2日の米大統領
選挙で再選を目指すブッシュ大統領にとっては追い風となりそうだ。
8年半ぶりの政権奪回を目指した労働党のレーサム党首(43)は、イラク駐留の
オーストラリア部隊の大半をクリスマスまでに撤退させると公約したが、逆に外交・
安全保障面での経験不足などを指摘され、支持を得られなかった。
(共同通信)
引用:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041009-00000167-kyodo-int