【訃報】マグナム・フォトを結成し、「決定的瞬間」という言葉を生み出した世界的写真家、アンリ・カルティエ・ブレッソン氏死去 95歳
1 :
お前はただの現在にすぎない@ブルーベリーうどんφ ★ :
04/08/05 03:01 ID:???
2 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:02 ID:FxVtPG7M
きゃぱきゃぱきゃぱ
3 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:02 ID:FZ4EovfB
3だな。
4 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:03 ID:fCFFkPsN
5 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:04 ID:R/hH29mP
かなり好きな写真家だったのに!ショーック! ご冥福をお祈りします
6 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:05 ID:aLP6cT7S
死因は老衰か?
だとしたら羨ましい・・・
あと8だったら
>>95 は明日田代な。
意 味 わ か る よ ね ?
7 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:06 ID:Ud8BWzm/
キャパの元へ旅立ったか
8 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:07 ID:qDg9GiOq
訃報に接する、という事の方が驚きだ
スレタイ長い。 てかこの記者引退したんじゃなかったの?
10 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:08 ID:fFpmm5S9
decisive moment かな?
11 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:09 ID:fsQQhVfA
どうでもいいですよ〜
12 :
お前はただの現在にすぎない@ブルーベリーうどんφ ★ :04/08/05 03:14 ID:???
【記者の一言】
写真に興味がない人でも、「決定的瞬間」という言葉は聞いたことがあると思います。
「今しかない瞬間」を写真に納めたブレッソンは、写真を哲学にし、
芸術に高めた世界で最も有名な写真家の一人といっても過言ではありません。
ブレッソンの死によって、20世紀の写真史がようやく幕を下ろしたのです。
(ブレッソンについて参考になれば)
village.infoweb.ne.jp/~blitz/story6.html
http://www.thephotolife.com/photographer/bresson.html www.asahi-net.or.jp/~NC9R-YSD/bresson-t.html
13 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:15 ID:MiCg7ce/
>>1 >◆次スレは芸スポ+でお願いします
お前、頭大丈夫か?
14 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:16 ID:1h65tLhl
長生き杉。
15 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:17 ID:XkcFdMzm
うどんは学習と言うものを知らんな。 「これで長すぎるスレタイなら私と認識してもらえるな。 これが記者の個性だね」 とか勘違いしてるんだろうね。
「記者の一言」をあぼーんリストに入れたの忘れてた。
17 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:26 ID:ZFXxywhV
18 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 03:32 ID:fpLHg+Q9
19 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 04:22 ID:gGGZqyr9
マグナムちんこ
20 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 04:26 ID:AR5OMR1v
マグナ・フォッサ?
23 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 04:48 ID:bn85FD4O
まだ生きてたんだ
>>17 同じことと思った・・・
マグナム・フォクト・・・チーン
25 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 05:09 ID:Xu8FlWd7
処女喪失の決定的瞬間!
中学校の歴史の資料集に載ってた「最後の宦官」の写真撮った人だよね。 大人になってから出かけた回顧展で、実はこの人の作品だったと知って、 ちょっとビックリした。合掌。
27 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 05:20 ID:CtfcryCq
ショックだ。
http://www.afterimagegallery.com/bressonbehind.htm この写真が本当に好きだった。
彼は、直前〜直後までを感じさせる数少ない写真家だった。
写真にこれほどまでに時間の概念を吹き込んだ人は珍しい。
類い希なる才能の持ち主だったと思う。
首からマニュアル一眼レフをぶら下げて、訳の分からん写真家の
スナップ写真集を、あたかも「私ってちょっとお洒落よね!」的な
態度で見ている奴らのケツの穴に、彼のパトローネをぶち込みたい。
いや、勿体ない。
それくらいショックってこった。
>>1 よ、何が「次スレは芸スポ…」だ、このボケ。
MAGNUM創始者の一人を押尾と並べろと言うのか?
お前はとっとと引退しやがれ。
もう1人のブレッソンも逝ってしまって本当に残念。 どっちの作品も本当に素晴らしかった。 98歳と95歳、どっちも長寿だったネ。
30 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 08:49 ID:Jt6YYaNu
>>29 機会があれば展覧会に行ってごらん。
本屋や図書館で写真集を見るのもいいし。
31 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 10:34 ID:Cpj9iX9Y
32 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 10:46 ID:KxiQgPPU
ブルーベリーうどんは生理的に受け付けぬ。【記者の一言】マジでウザイ。
はじめて彼の写真展を見たとき、とても衝撃を受けました。 彼の写真が大好きでした。 ご冥福をお祈りします。
34 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 11:02 ID:QK3mUS2A
あー、ついにお亡くなりになりましたか。 残念です。 ご冥福をお祈り致します。
35 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 11:07 ID:XuWylKXk
で、決定的瞬間って、英語でどう表記するんだ?
36 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 11:08 ID:3Gk4q+70
ギャラクティカ・マグナム! 合掌。
まだご存命だったとは!そっちのほうがびっくり。
>>27 すごい写真だけど、偶然ではないよなこれは。
39 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 11:40 ID:eCdIBSmT
天国でもキャパと仲良く写真談義してね。(´Д⊂グスン 合掌
41 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 12:46 ID:eA17fApJ
まだ生きてたことにびっくり 素晴らしい写真をありがとう
42 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 12:56 ID:eA17fApJ
今BBCでもやってたな
詳しい続報のせとくが、
>>1 カルティエ=ブレッソンを頼むから芸能スポーツ紙情報などとみなさないで欲しい
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040805i302.htm 【パリ=島崎雅夫】「決定的瞬間」という写真美学で知られ、20世紀を代表するフランスの写真家、
アンリ・カルティエ・ブレッソン氏が3日、仏南東部のセレストで死去した。家族が4日明らかにした。
95歳だった。
1908年8月22日、パリ近郊で、裕福な実業家の長男として生まれた。絵画を学び、映画製作に携わる一方、
1930年代初めに写真を発表し始めた。小型カメラのライカを愛用し、報道写真家の先駆者として、
スペイン内戦や第2次世界大戦中のパリ解放の様子、インド独立の父マハトマ・ガンジーなどを撮影した。
47年にロバート・キャパらと写真家集団「マグナム・フォト」を結成。フラッシュを使用しない白黒写真で、
歴史の一瞬を正確に記録することに固守した。52年には、それまでの作品をまとめた第1写真集を仏・米で出版。
米国版のタイトル「決定的瞬間」は出来事の意味をとらえ、しかも完全な構図が生まれる一瞬をとらえる重要さを説いたもので、
その写真美学は世界的な影響を与えた。
芸術家のポートレートやフランスの庶民の表情も撮り続け、代表作に「パリのムフタール街」「ベルリンの壁」などがある。
70年代半ば以降、青年時代からあこがれていた絵画に取り組み、写真界から遠ざかっていたが、昨年もパリで大回顧展が
開かれるなど声価は衰えなかった。
シラク仏大統領は4日、「フランスは天才で生粋の写真家を失った」とする声明を発表、その死を悼んだ。
43 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 13:06 ID:eCdIBSmT
>シラク仏大統領は4日、「フランスは天才で生粋の写真家を失った」とする声明を発表、その死を悼んだ。 そこまで言ってもらえるほどの方なんだな。すごい・・・。
44 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 13:10 ID:SwkbC6hX
こいつもキャパ同様、捏造カメラマンだろ。
45 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 13:13 ID:6gOePYcz
日本語に堪能だったらしい
46 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 13:15 ID:4Bmmo3WP
前、NHKでドキュメンタリーやってたヨナ
48 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 13:22 ID:NOkp7gxy
トイレでウンコしながらの2chで訃報を知ることになるとはOTL
49 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 13:23 ID:lgADFGRo
おお〜、 まだ生きてたのかこの人は〜。
てst
51 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 17:07 ID:bn85FD4O
>>46 全てのことを言葉でしかもこんな場所で、お手軽に説明を求める君。
根本的に勘違いして生きてるぞ。人間というものを。
>>47 んだんだ、あれは淡々としてて良いドキュメントだった。
こないだ岩波から写真集出たばっかりだが、香典代わりに買うとするか…
そもそも決定的瞬間ってなんだ?
>>53 自らを忘れ、カメラを忘れ、生き生きと、見る。
つうことだ。
このスレで小泉先生の写真史の授業受けてた人は多そうだな…
56 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 18:00 ID:A+pEAQ+x
マッチポンプ・フォト
マグナム北斗に見えた
58 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 18:08 ID:kgIb7vbL
なにげにすごい大物だったりする? 無知ですまんが
59 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 18:14 ID:N69J+E1O
ttp://www.magnumphotos.com/c/htm/FramerT_MAG.aspx?V=CDocT&E=29YL53KGUTK&DT=ALB >Henri Cartier-Bresson - Retrospective
The Family of Henri Cartier-Besson, the Foundation Henri Cartier-Bresson,
the photographers and staff of Magnum Photos are sad to announce the death of Henri Cartier-Bresson
the 3rd of August 2004 at 9.30 am, in his house in the department of Luberon.
His funeral was held in the strictest of privacy.
A commemoration will be held in honour of his memory at the beginning of September.
63 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 18:50 ID:bn85FD4O
日常の何気ない光景を「絶対非演出」を守り抜いて撮りつづけた。 こういう写真は今では珍しくもないが、初めに確立したのがこの人。 つまり現代写真の父的な偉大な人です。
64 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 18:54 ID:iobliGVh
で、アンリ・カルティエ・ブレッソン氏死亡の決定的写真はどこだ?
65 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:00 ID:iigm8fPs
911テロの日はNYでマグナム・フォトの会合で 予想してるわけでないのにカメラを持って撮ったっつーんだから、 奴らはスゲーや。
66 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:01 ID:YYnw0x+K
↓ブレッソンのグロ画像連発よろ!
67 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:26 ID:kgIb7vbL
Nhk
69 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:34 ID:Cpj9iX9Y
>>61 超(てきとう)訳
8月2日の月曜日より先、フランスの写真(界)は、そしてまた20世紀の
写真(界)は、孤児となる。広く知られる作品を残した作家、また近代ル
ポルタージュの父であり、同時代の最も偉大な写真家の一人でもあっ
たアンリ・カルティエ・ブレッソンは、Ceresteの町で逝去した。95歳だった。
70 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:37 ID:Cpj9iX9Y
<つづき> 世界を走ることに費やされた人生が、完結した。20世紀の最も成功した 写真芸術の一つに終止符が打たれた。ジャック・アンリ・ラルティーグ、ロベ ール・ドアノーとともに、アンリ・カルティエ・ブレッソンは誰もがその名を知る 数少ない写真家の一人だった。しばしば、抜きん出て特権的な頭文字−− H.C.-B.−−で呼ばれた。 (るもんどは言い回しが難しいぬ)
71 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:39 ID:72VLC9P5
マグナム北斗
72 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:40 ID:Pde6rAwF
>>69-70 フランス語出来る人か。
凄いなー。
確かにややこしい言い回しですな。
ルモンドって、こういう言い方をするところなのですか?
73 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:40 ID:Cpj9iX9Y
<さらにつづき> 飽くことを知らぬ好奇心から、そして彼の作品が信じさせるよりさらに逆説的に、 彼は写真との関わりをこう定義した。(意味わからにゃい) 「私にとって、カメラは魅力そのものです。カメラは、世界全体を、存在の魅力を引き起こす すべての重要なディテールとともに、この小さな箱に閉じ込めてしまいたいという欲望を起 こさせるのです」 1946年になって初めて、プロとしてリポートを始めたアンリ・カルティエ・ブレッソンだが、 彼はいつでもそこにいたという印象を与える。世紀の重要な事件の大半が、彼の目に よってまるで魔法のように記録されたのだ。
74 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:41 ID:cdauWOsd
俺の股間のマグナムフォトス
>>27 いまさらやめてよ...
もっと、ガンジーの火葬とかいいのがあるだろ
スカしたセンスだけの写真家と思われるぞ
76 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:43 ID:Cpj9iX9Y
おしまい。 こっから、子供時代の話が始まるけど挫折した。
>>72 もって回った言い方が多いんで、大変です。
77 :
名無しさん@5周年 :04/08/05 19:54 ID:bn85FD4O
漏れも
>>27 の写真好きだけどな
でも一番好きな写真家じゃない。偉大なのは分かるけどアタマでは。
ロバート・フランクの「アメリカ人」良いよなあ
今見ても
漏れも、この人の写真はピンが来すぎててちょっと苦手だったり。 ロバート・フランクはいいぬ。black,white and the thingsが好き。
ピンがしっかりきてるトコが好きです。 瞬間にちゃんとピンまで合わせるってスゲー! って思った。
まだ生きてた事にびっくりした 既に歴史の人だとばかり思ってたよ
82 :
61 :04/08/05 23:38 ID:keXUSThl
>>69 亀ですが感謝感激メルシー乙カレーでござります。
確かに婉曲表現バリバリですね(何かブルデューぽい
83 :
75 :04/08/05 23:55 ID:lorjLS9P
>>78 おーイイね
でもこうしてみるとカシミールの女も捨てがたいな。でもやっぱ狙い杉か。
個人的にはルネ・ブリが好きだった。ガウチョ..
84 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 00:16 ID:mo1ULYxg
美術鑑賞板に、地道にこんなことを怒っている人がいたのに笑った。 151 :わたしはダリ?名無しさん? :04/08/05 09:18 歳だから死んだのはそれほどショックじゃなかったけど、 APが最初の奥さんのRatna MohiniをJapaneseなんて書いてんのはショックだな。 そんな名前の日本人がどこにいる。Javaneseだろうが。 東洋人の名前への注意力なんて、大きいとこでもそんなもんなんだろうけど。
数年前のNHK でのインタヴュー番組よかったよ 柏倉センセがインタヴってたなあ ブレッソンの「世紀などという時間概念はくだらないことです」 とかいってたのが印象に残ってます
86 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 06:03 ID:iAELUBtz
ホントに素晴らしい写真家 ご冥福をお祈りします
87 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 09:08 ID:WFqb3BYk
`。・゚。・゚・(ノД`)。・゚・。・゚・。・゚。・゚・・゚・`。・゚。・゚・追悼あげ
88 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 10:22 ID:rrtQ4/tf
age
謹んで御冥福をお祈りします。
なんか、このニュースは自分にとって意外にショックだったようで、
ゆうべはほとんど眠れませんでした。
確かエリオット・アーウィットが撮った、
ソファでくつろぐアンリ・カルティエ・ブレッソンとユージン・スミスの姿を、
しみじみと思い出したりして……。
恵比寿の写真美術館で公開していた、キャパの伝記映画、
「CAPA in Love & War」の中で、インタビューに答えている姿が、
カルティエ・ブレッソン氏の生前の映像を見た最後でした。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=241520 ロマンとエピソードに満ちたキャパの生涯を描いた映画の最後に、
カルティエ・ブレッソン氏はこう語ります。
「写真を撮ることは、憎むこと、愛すること……戦いは続くんだ」
上映終了後、写真学生らしい、Nikon newFM2をさげた女の子が、
ジャケットの袖で、目にいっぱいに溜まった涙を、
ごしごしぬぐっていたのを覚えています……。
90 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 11:46 ID:4K4PdpqE
ついにこの日がきたか。言いしれぬ喪失感があるもんだな・・・ 家に帰ったら録画済みのNHKのドキュメンタリーをじっくり見よう。
俺がカメラマンを志したのも、決定的瞬間を見たからだな。 至高の写真家だった。合掌。
92 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 18:30 ID:/5asFsXh
保守。
93 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 23:06 ID:xnN6PptC
都市とってからのポートレイトもいいよな、で保守。
94 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 23:08 ID:3f41QJ9/
『決定的瞬間』って写真集のタイトルだったのか。知らんかった。
ああああああ彼の撮ったカミュの写真が好きだったよ……
96 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 23:28 ID:qqh5iw/y
97 :
名無しさん@5周年 :04/08/06 23:31 ID:AH+ke6k1
>>94 本国でのタイトルはImages a la sauvette。
アメリカ版でThe Decisive Momentになった。
それが日本語で『決定的瞬間』と訳された。
日本でこの言葉が使われるようになった由来らしいよ。
でも、フランス語のタイトルの方が写真の意図するニュアンスに近い。
日本語では『逃げ去るイメージ』と訳されてる。
物事が起こった直後の絵ではなく、物事が起きる直前の絵と言うか…。
えーい、保守。
98 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 00:02 ID:MdD5Ao8l
マグナム北斗が死んだ?
99 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 00:04 ID:rkEGX8tT
もうとっくにお亡くなりになってるとばかり思っておった
逆光は勝利の人だっけ
101 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 00:06 ID:y2jj5ZN/
そういやANAのカレンダーにもマグナムが撮った 世界の風景シリーズみたいのがあったなぁ。
102 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 00:24 ID:o8SqPzoU
。・゚・(ノД`)・゚・。
103 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 00:29 ID:vws6dqmt
マグナム
104 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 00:29 ID:wRGjjx+e
NHKのドキュメンタリー 見たいなあ
105 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 00:42 ID:JiY7/UwV
世界史の教科書に載ってた清代の宦官の写真も、この人が撮ったものだと知った
107 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 02:11 ID:wRGjjx+e
>>106 フレーミングが凄すぎる。絵として完璧だ。
トリミングしてるんだろうけど。
110 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 14:38 ID:Fyxx+QAG
思ったよりスレが伸びないな。 ここじゃ知名度がないのか?(俺も知ったかだけど)
111 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 15:50 ID:wRGjjx+e
ここの最大勢力は、ネットウヨだし。
決定的でない瞬間など無い とか言ってみる。
113 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 16:24 ID:ku6yo5j3
昔むかし。マグナム・フォトのニューヨーク事務所が引っ越しをして、 看板に「マグナム」とだけ書いておいたら、 (フォト、という響きにはアメリカ英語で「薬屋」という響きがあるから) なんだかドアの外が騒がしい。不思議に思った事務員がドアを開けるとそこには、 油 性 ペ ン を 片 手 に、 椅 子 の 上 に 仁 王 立 ち の、 ア ン リ・カ ル テ ィ エ・ブ レ ッ ソ ン。 由緒あるマグナム・フォトの「フォト」が省略されてるのがけしからん!と、 自分で油性ペンふるって、キュッキュッと書き足してたんだとか。 案外、お茶目というか、子供だなあ、と(w。
114 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 16:53 ID:ku6yo5j3
1959年。 マグナムは映画「荒馬と女」の撮影風景を記録する仕事を請ける。 マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブル、モンゴメリー・クリフトが出演、 当時のモンローの夫アーサー・ミラー脚本の話題作である。 撮影はマグナム所属のカメラマンが交替で担当することになり、 最初に派遣されたのがインゲ・モラースとカルティエ・ブレッソンだった。 初日の晩餐の席。カルティエ・ブレッソンが席につき、 隣の空いた椅子にライカを置いておいたところ、 遅れて来たモンローがその席に座ろうとした。 ここでカルティエ・ブレッソンがいたずらっぽくひとこと。 「よろしかったら、カメラに祝福を授けていただけますか?」 モンローがあのお尻でカメラの上に座るふりをしてみせたので、 一同は大笑いし、そうしてその「祝福されたライカ」は、 カルティエ・ブレッソンの宝物になったそうな。
115 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 17:03 ID:wRGjjx+e
>>113-114 は「『マグナム〜報道写真 半世紀の証言』ラッセル・ミラー著、木下哲夫訳、白水社刊」から引用。
マグナム・フォトの歴史だけではなく、
近代史のテキストとして読んでもめっさ面白いのでマジお薦め。
117 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 17:11 ID:wRGjjx+e
118 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 17:14 ID:UXFhaaeq
ブレッソンはノートリミングではなかったですか? 名人芸ですけどね。
119 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 17:23 ID:aiYhxfJk
マグナム・ちんこ
120 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 17:24 ID:fU0YqXZN
「マグナム北斗」って書き込みが4つしかないとはどういうことだ?
121 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 17:28 ID:wRGjjx+e
122 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 17:29 ID:jMpKaKlp
123 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 17:36 ID:ku6yo5j3
>>118 後輩の写真を見てやる時でも「撮った人間の眼の成長過程」をも見る為に、
プリントではなくコンタクトシートを持ってこさせたそうですね。
なんと厳しい……
一瞬、 マダムフォト って見えた。 ブレッソンか。 つーか、訃報に接して、「まだ生きてたの?!」って びっくりしたのは俺だけ? 木村伊兵衛や土門拳よりも昔の人だろ?
俺のマグナムをホトにぶちかます!
126 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 18:00 ID:GV4ytcFP
アンダルシア時代のものは画家志向がモロにでてるね。報道写真に 行ってもこの美術の香りが消えることがなかった。 サイトの写真みると自由にレンズ変えてるように見えるんだけど、この人 ノートリミングに加え、50mm主義者だったと本で読んだ記憶があるのだが 漏れの目がぬるぽ?
129 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 20:24 ID:9FaWviWh
130 :
名無しさん@5周年 :04/08/07 20:38 ID:2v1A+Xhp
漏れもずっと前に死んだ人かと思ってた。。。
131 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 00:18 ID:FfvVZQwV
保守代わりに
>>116 の本からもうちょっと引用。
カルティエ・ブレッソンがマグナムの会長を務めていた時期の議事録に残されている、
会長(つまり、カルティエ・ブレッソン)への要望。
『話し合いの最中くらい水彩画の筆を休めていただきたい』
バッグに小さなカメラをずっと入れている。仕事のためだけではない。アンリ・カルティエブレッソンのような写真をいつかと思うのだが、志と能力とは、残念ながら一致しない。 ブレッソンとは、先日亡くなったフランスの写真家である。「世界的な報道写真家」と各紙がこぞってその死を大きく報じた。享年九十五歳。現役を退いてかなりたっているが、その名の輝きはいささかも薄れてはいない。 仲間らと伝説的な写真家集団「マグナム」をつくったのが、一九四七年のことだ。彼の名が一躍知れ渡ったのは、戦場などの写真ではなく日常の光景にレンズを向けた作品である。写真集のタイトル「決定的瞬間」は、写真の代名詞にもなった。 一九五五年、雑誌「LIFE」の表紙を飾った作品に、モスクワの街頭風景がある。若い女性のそばをいかめしい軍の将校が通り過ぎる。見ると、将校の口元は緩み視線は女性に。写真の説明に「APPRAISAL」の文字。「値踏み」と訳すのが適当か。 このどこが「決定的瞬間」かと思う人もいるだろう。確かに劇的ではない。しかし、将校の一瞬の表情に、機密に覆われた軍事大国の素顔がのぞく。彼の言葉を断片的につなげば、「二度とない風景」を普段の生活から「切り出す」のが写真の力なのである。 かなうなら、この日本を撮ってほしかった。米飯が減っていく一方の食卓。右も左も携帯電話に目を落とす通勤電車。不況だといいながら高級車であふれる道路。この国は「決定的瞬間」にはこと欠かない。
133 :
同じく>>116の本から :04/08/08 00:38 ID:FfvVZQwV
1948年1月30日。 ガンジーが狙撃され瀕死の重傷を負った時、 そのわずか25分前に、カルティエ・ブレッソンは、 ガンジーにインタビューをしたばかりだった。 ニュースを知った彼はホテルからとって返し、泣き叫ぶ群衆をかきわけて、 ガンジーが横たわる部屋への接近に成功するが、 室内に踏み込んでは失礼にあたる、と、 カーテン越しにそっとシャッターを切った。 これが大スクープとしてライフ誌の紙面を飾る一枚となる。 まったく同じ時間、同じ場所に居合わせた、 ライフご自慢のお抱えの女性カメラマン、 マーガレット・バークホワイトは、 無神経にずかずか室内に乗り込んで撮影したため、 怒り狂った周囲の人々に外で取り押さえられ、 フィルムを奪い取られてしまったそうな。
やりすぎ。
135 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 01:57 ID:waGBLYoM
>>107 トリミングしてない
もともと画家志望だったこともあってか
構図の美しさは圧倒的だよな
136 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 02:11 ID:HAjkpfKc
構図ってどうすればかっこよく作れるんですかね。
アホな質問。
>>133 のスクープ写真はないの?
137 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 02:35 ID:XHPXmCpb
おまいがかっこよいと思った構図で撮ればエエではないか。
どう見ても立ち位置決めてる
141 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 20:02 ID:KlNCL3HZ
142 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 20:05 ID:jLXiHBJq
これを機にブレッソンの写真集の一冊でも買うかな。 CBSドキュメントのブレッソン特集はとても面白かったな。
143 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 20:35 ID:tq011J9s
144 :
141 :04/08/08 20:49 ID:KlNCL3HZ
>>143 ありがとう。
ブレッソンは友達から写真集を借りて見たんで、それは入ってなかったから。
他の写真集も探してみるね。
145 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 20:53 ID:V4jk98Ir
漢語にも堪能なのか
146 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 22:25 ID:FfvVZQwV
逝去を悼んで、1999年に放送されたインタビュー番組、 再放送してくれないかな……NHKさん頼むよう(´・ω・`)
147 :
名無しさん@5周年 :04/08/08 22:32 ID:FfvVZQwV
>>136 私も構図にはいつも迷います。絵画の素養があればきっと迷わずにすむんでしょうけど……。
「『逃げ去るイメージ アンリ・カルティエ・ブレッソン』楠本亜紀・著、スカイドア刊」
……これなどを参考に、勉強しています。
難解ですが、帯に「それは決定的瞬間ではなかった」とある、刺激的な一冊です。
>>1 ほんとはアンリ=カルティエ・ブレッソンなんだがな
149 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 01:25 ID:Ar0kLACQ
1953年4月。 「ホリデー」誌の写真編集者フランク・ザカリーはパリ特集を組むにあたり、 カルティエ・ブレッソンにカラー写真を依頼した。 しかしカルティエ・ブレッソンがカラー写真を嫌っていることを知り、 代わりにキャパにその写真を依頼し直す。 ところがその号が発売されると、キャプションの校正ミスで、 キャパが撮ったカラー写真の横に「撮影・アンリ・カルティエ・ブレッソン」の文字が。 カルティエ・ブレッソン撮影の最初で最後のカラー写真を手に入れようと、 大勢の写真家が売店に駆け付け、その号は大評判になったとか。
150 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 01:52 ID:5Z6nk1lk
記録写真だか反戦写真だかいろいろ理由はあるが、 人が死に逝く様を写真に撮る趣味は好かんな。 人種蔑視、人命軽視の臭いがするから。
151 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 02:47 ID:VDv5R44I
↑こういう奴に限ってタブロイド誌が大好物。
152 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 02:57 ID:f+ip3drN
>>150 普通の神経じゃレンズ向けられないのは確か。
その辺歩いてる人にだって無理だもん。
何年か前、アフリカで、行き倒れてる孤児をハゲタカが狙ってるのを
写真に撮って、「何で写真撮る前に助けないんだ」って非難轟々浴びて
結局自殺したカメラマンがいたけど、問題はいいか悪いかじゃなくて、
撮れるか否か、のような気もする。
今度この人の写真集買おうかな。
154 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 03:42 ID:zpNBLQsl
155 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 03:47 ID:jaKExHTB
156 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 06:19 ID:XwghT8nO
>>155 この写真を撮ってすぐに少女を救ってるんだよね。
でもなぜか誤解する人が多数でかなり非難されたらしい。
漏れのマグナムも写真集にしてもらいたいんですが。
158 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 07:48 ID:8qKJsuRb
159 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 10:23 ID:Ar0kLACQ
>>156 そう。撮影後にハゲタカを追い払い、少女を抱き上げて、
難民キャンプまで送り届けたはずですよね。
しかし写真発表後、凄まじい非難にさらされて……。
彼が亡くなった直後に、日本の小学生からこの写真の感想文がたくさん届いたそうです。
「カーターさんの写真で平和の大切さを知りました」……温かなその文章の数々に、
「これを読んでいたらきっと、彼は死を選ばなかったろう」
親御さんはそう語ったとか。
160 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 10:44 ID:RbXnZAMb
流れを読まずにカキコ 自分が逝く瞬間を見計らってストロボのボタンを 押してたらてら神。
161 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 20:58 ID:Ar0kLACQ
保守
>>150 安全地帯からの発言
(・∀・)カコイイ!!
正直、映画監督のブレッソンの方が偉大だと思うが、 日本では死んでもほとんど放置扱いだった。とくにテレヴィ媒体。
>150 >人が死に逝く様を写真に撮る趣味は好かんな。 キャパの「ちょっとピンボケ」にも、この種の葛藤が 書いて有りましたね。 「写真屋、どんな気で写真が撮れるんだ!」だったか。
165 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 23:01 ID:Ar0kLACQ
ジェームズ・ナクトウェイを追ったドキュメンタリー、 「戦場のフォトグラファー」の中でも、 ナクトウェイの元恋人が彼を痛烈に批評してましたっけ。 「彼はカメラを抱えたヴァンパイア」って……。
166 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 23:02 ID:opgnzwQD
マグナファイ
甘甘のファッションカメラマンが好きです。
168 :
名無しさん@5周年 :04/08/09 23:23 ID:Ar0kLACQ
ヒッチコックの「裏窓」の主人公はキャパがモデル。 劇中でグレース・ケリーが主人公に頼んだように、 イングリッド・バーグマンも、キャパに報道写真をやめて、 スタジオカメラマンになってほしい、と何度も頼んだらしい。 「最後に(キャパを)目にしたのは、寒いさなかにリージェント街を渡って行く姿だ。 マグナムの用事でニューヨークに行かなければならなくて、 オーバーがいるから、リージェント街のアクアスキュータムに出掛けた。 金がなくて、一番安いのを買っていったよ……」 アンリ・カルティエ・ブレッソン 「マグナム 報道写真半世紀の証言」 (ラッセル・ミラー著、木下哲夫訳、白水社刊より)
169 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 08:35 ID:oNswrG3E
このスレッドがまだあってうれしいです。カルティエ・ブレッソンのファンって根強くいるんですね。
170 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 09:09 ID:uFD5ozKy
今日のニケーイ新聞の40面にブレッソン(というよりブレッソン後輩の記事だが...)が載ってる。 ヽ(´ー`)ノ
171 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 09:13 ID:9TO3IDFL
僕のマグナムも激写されそうです。
173 :
156 :04/08/10 16:39 ID:SR6ERd0U
>>159 日本の小学生が手紙を送ったのは知らなかった。
カーターさんが、天国から写真の少女を見守ってくださるように。
174 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 16:55 ID:oNswrG3E
175 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 17:25 ID:lnzEDol1
要するに、報道写真家の元祖だな
176 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 22:32 ID:3fgQVrPa
177 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 22:32 ID:qqs5JxBk
ビ ッ グ マ グ ナ ム 黒 岩 先 生 。
178 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 22:42 ID:LfnfTJWZ
このスレは、 ブレッソンをよく知っている人間による写真芸術話と、 ブレッソンをまったく知らない人間によるマグナム・大砲話に 2極分化しているところが面白い
179 :
名無しさん@5周年 :04/08/10 22:45 ID:XxdcaiJM
不肖・宮嶋は 「俺は頭でなく、ここ(カメラをさして)で考えるんだ」 と言ってたな
マグナム北斗?
181 :
名無しさん@5周年 :04/08/11 08:44 ID:i3DuYd99
>>170 ありがとうございます。読みました。
カルティエ・ブレッソン氏が、写真の出来うんぬんよりも、
「カメラマンたるもの常にカメラを持ち歩くべし」と、
後輩に厳しく指導していた話や、大企業との提携話が持ち上がった時、
92歳の年齢にもかかわらず総会に出席し、黙って会議を見守り、
無言のうちに会員に「なにものからも独立したマグナムの精神」を示した話など、
あの短い枚数で興味深いエピソードが満載でした。ありがとうございます。
182 :
名無しさん@5周年 :04/08/11 17:16 ID:uVTtGWsV
こんな写真はどうやったら撮れるのだろうか。 素晴らしすぎる。
183 :
名無しさん@5周年 :04/08/11 22:23 ID:i3DuYd99
アンリ・カルティエ・ブレッソンに出会ったクラリネット奏者(ジャック・メイハー)が、 仲間のミュージシャンに彼を紹介した時のひとこと。 『こいつは写真の世界のサッチモなんだぜ!』
186 :
名無しさん@5周年 :04/08/12 01:41 ID:xFbi6Wlt
来週頭にはこのスレも11日ルールでdat落ちするから、面白い写真みつけたら 早めにリンクを保存しといたほうがいいよ
写真も素晴らしいんだが、プリントの見事さに感嘆する。
>>185 の写真でも、ハイライトから、シャドウまで、
きっちりと階調が出ている。
こんなプリント焼けないよ。
188 :
名無しさん@5周年 :04/08/12 07:30 ID:BO6OZL8Z
>>186 惜しいなあ。カメラ板よりこっちのスレの方が話題が豊富なのに……
>187 185の写真はプリントは見事だね。 でも、ブレッソンのネガはもう露出が滅茶苦茶でプリンターが 苦労をして焼いたと言われている。 あまりにもネガが悪くて、それがプリントに現れているものも 実際多い。
190 :
名無しさん@5周年 :04/08/12 08:34 ID:BO6OZL8Z
>>189 ピエール・ガスマン氏でしたよね、確か。
カルティエ・ブレッソン氏が手放しで誉めてました。
「彼らは真のアーティストだ」と。
191 :
名無しさん@5周年 :04/08/12 10:39 ID:fYp0GCrN
>>147 構図は数学的な調和やバランスを計算するといいよ。
フィボナッチ級数で表せば(1+√5)÷2≒1.618
1:1.618という大昔からの黄金律くらいは知っておいた方がいい。
配置点や線で作られる三角形やV字形、S字形を意識するとか。
要は「いかにして視点の動きを楽しませるか」だから。
退屈すぎても不規則すぎてもいけない。
192 :
名無しさん@5周年 :04/08/12 13:46 ID:BO6OZL8Z
>「いかにして視点の動きを楽しませるか」だから。
名言ですね。なるほど。
>>147 さん紹介の本も買ってみます。
193 :
名無しさん@5周年 :04/08/12 13:48 ID:xFbi6Wlt
杏里カルティエブレッソン
________ |___ | |ココでマグナム北斗 |_____| || ∧∧ ||(゚д゚,,) Φ⊂ ヽ
195 :
名無しさん@5周年 :04/08/12 21:24 ID:c/gbIPdY
>>188 そもそも死ぬまでブレッソンススレすらなかったもんなァ
カメラ板なのに…
197 :
名無しさん@5周年 :04/08/13 10:10 ID:6q8jEJFL
>>196 あそこはきっと「カメラ板」であって「写真板」ではないのでしょうね(微笑。
最近は食べ物関係の板がどんどん増設されてきて、
お寿司専門の板まで登場しているくらいなので、
写真専門の板も出来ればいいなあ、なんてことも思ったりもしますが、
出来たら出来たでアイドル写真集の話題ばかりになったりして……。
198 :
名無しさん@5周年 :04/08/14 00:03 ID:xQJicWit
それだけは勘弁
199 :
名無しさん@5周年 :04/08/14 04:42 ID:DBbLSiKB
この人はほんと後世に多大なる影響を与えてるね。 俺が就職失敗したのもこの人の影響。
決定力不足、という言葉もこの人が作った、 ・・・ことにしておこう。
202 :
名無しさん@5周年 :04/08/14 10:57 ID:sNraklTs
ちょうど6年前(1951年)に集団フォト第1回展を開くに当って、 世界各国から第一級報道写真家の賛助出品をしてもらった。 その担当者であった三木淳君から、 開催間際に、カルチエさん―フランス式にこう呼ばしてもらう―の、 マチスをとり扱った組写真を見せてもらって、 私は興奮のあまりひと晩中考えさせられた。 いまにして思えば、広い画室でモデルを描いているマチスのうしろ姿が、 カルチエさんのような気がしてならなかった。
203 :
名無しさん@5周年 :04/08/14 11:00 ID:sNraklTs
それから間もなく、カルチエさんと同じマグナムの幹部である ウエルナー・ビショフさんが来日したので、 おりがあるごとに、カルチエさんがどういう人かと聞いてみた。 答えはしごく簡単で、おとなしく無口で親切である。 マチスのような芸術家だ。いつも目は眼鏡ごしに輝いて、 ぐるぐる回っているといった。 カルチエさんの写したマチスの写真から、 最初にそういったことが私には感じられたのと同じことを言っていた。 ビショフさんはおれが帰ったらパリへ来い、 カルチエとお前はきっと気が合うであろうし、 写真の写し方もよく似ていると思う、ともいってくれた。
204 :
名無しさん@5周年 :04/08/14 11:04 ID:sNraklTs
その翌年、本誌(カメラ毎日)の招きで同じく マグナムの会長のロバート・キャパが来日したが、 彼もぜひおれが帰るときにパリへ行こう、山男のビショフも待っているし、 お前の好きなカルチエも案内するといっていた。 そして周囲のすすめもあってパリへ出発する決心をした矢先、 ビショフ、キャパの2人が相ついで不幸な死をとげてしまった。 私はしばらく出発する気になれなかったが、 勇気を起して1954年9月初旬に日本を出発した。 心の中ではカルチエさんに会いたい気持でいっぱいであった……。 「木村伊兵衛傑作選+エッセイ 僕とライカ」 (木村伊兵衛著、朝日新聞社刊)内の、 「パリで会った彼の印象−アンリ・カルチエ=ブレッソン」より引用。 パリへ旅だった木村氏が、カルティエ=ブレッソンに会い、どう感じたか、 極東から訪れた写真家に、彼がどんなに親切だったか。 続きは上記の本をご覧ください。心温まるエピソードが載っています。
日本語だと「決定的瞬間」としか訳せないのかね?
206 :
名無しさん@5周年 :04/08/14 11:18 ID:sNraklTs
>>205 フランス語の本来の題名は「逃げ去るイメージ」。
「決定的瞬間」は英語版の日本語訳です。
某篠山氏が「激写」を商標登録したように、
「決定的瞬間」も登録していたら、ひと財産出来たかもしれませんね(w
207 :
名無しさん@5周年 :04/08/15 00:47 ID:VexvGfSp
明日にはもう倉庫落ちかあ。 みんなありがとう。話題が豊富で楽しかったですよ。 また、いつかどこかでお会いしましょうね? | |∧_∧ パシャッ!! |_|´・ω【◎】 |愛| っ 9 | ̄|―u′  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄