【健康】JTが葉たばこ契約農家に初の廃作希望募集 たばこ販売減少に対応

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★JT:葉たばこ契約農家に廃作希望の募集?たばこ販売減少に対応

8月4日(ブルームバーグ):日本たばこ産業(JT)は4日、来年度の葉たばこ
耕作で、契約農家に対して廃作希望の募集を実施することを決めたと発表した。
 健康意識の高まりなどで国内たばこの需要減が続いており、たばこ販売減少に
対応する。廃作希望の募集は今回が初めて。同日の葉たばこ審議会(高橋政行
会長)で受理された。
  JTの報道資料によると、廃作希望の募集は、40アール未満(在来種など)も
しくは80アール未満(黄色種)の葉たばこの耕作面積を所有しており、来年1月
1日時点で満60歳以上の人が対象。現在の契約者は1万8889人で、このうち
約9700人が基準に該当する。JTから募集人数などは定めず、応募があった人
すべてを廃作とする。1980年時点では葉たばこ耕作の契約者は10万9016人だった。
  国内たばこ販売数量は減少傾向が続いている。健康意識の高まりのほか、
高齢化、さらには昨年7月から実施されたたばこ税の増税も追い打ちをかけた。
こうした状況からJTの2003年度の販売数量は前年度比4.7%減の2183億本。
また、今年度も2100億本と前年と比べて83億本減少すると見込んでいる。

Bloomberg http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=04bloombergjpawlBfjjoalvg&cat=10